勇気ある行動が支持を集めヒーローとなった直後、一転して選手生命の危機に。思えばアイザックは、中断前のシーズン中も浮き沈みが激しかった。
キャリア3年目の今季は、平均得点(9.6→12.1)やリバウンド(5.5→6.9)、スティール(0.79→1.55)、フィールドゴール(FG)成功率(42.9%→47.1%)など、主要スタッツは昨季から軒並み向上。なかでも平均2.36ブロックは、12月終了時点でリーグ3位とタイトルも狙える位置につけていた。
しかし、1月1日のワシントン・ウィザーズ戦で左ヒザを痛め無念の戦線離脱。今回のケガはこの時の古傷を再び痛めたことになり、この時点では今季中に復帰できるか不透明と報じられていた。
そんななか、懸命なリハビリの甲斐もあり、7月27日に行なわれたデンバー・ナゲッツとのスクリメージ(練習試合)で戦列に復帰。わずか7分の出場ながら13得点(FG成功数5/6、3ポイント成功数2/2、フリースロー成功数1/2)、7リバウンド、2スティールをマークするなど、約7か月ぶりの実戦とは思えない見事なプレーを披露しファンを喜ばせた。
前述したネッツとのシーディングゲーム初戦でも、約16分のプレータイムで16得点(FG成功数6/7、3ポイント成功数2/2、フリースロー成功数2/2)、6リバウンドと躍動。ブレイクを予感させていた矢先の出来事だけに、「辛すぎて涙が止まらない。JI(アイザックの愛称)がどれほど素晴らしい男で、復帰するためにどれだけハードワークに励んでいたかを知っているから」と語った同僚のアーロン・ゴードン以上に、本人は悔しさを滲ませているに違いない。
再びコートに戻るために、おそらく1年以上の時間と相当ハードなリハビリが必要となるだろう。しかし、批判を恐れず自身の信念を貫いたアイザックなら、ハードワークを乗り越え、よりパワーアップした姿で必ず戻ってきてくれるはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
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キャリア3年目の今季は、平均得点(9.6→12.1)やリバウンド(5.5→6.9)、スティール(0.79→1.55)、フィールドゴール(FG)成功率(42.9%→47.1%)など、主要スタッツは昨季から軒並み向上。なかでも平均2.36ブロックは、12月終了時点でリーグ3位とタイトルも狙える位置につけていた。
しかし、1月1日のワシントン・ウィザーズ戦で左ヒザを痛め無念の戦線離脱。今回のケガはこの時の古傷を再び痛めたことになり、この時点では今季中に復帰できるか不透明と報じられていた。
そんななか、懸命なリハビリの甲斐もあり、7月27日に行なわれたデンバー・ナゲッツとのスクリメージ(練習試合)で戦列に復帰。わずか7分の出場ながら13得点(FG成功数5/6、3ポイント成功数2/2、フリースロー成功数1/2)、7リバウンド、2スティールをマークするなど、約7か月ぶりの実戦とは思えない見事なプレーを披露しファンを喜ばせた。
前述したネッツとのシーディングゲーム初戦でも、約16分のプレータイムで16得点(FG成功数6/7、3ポイント成功数2/2、フリースロー成功数2/2)、6リバウンドと躍動。ブレイクを予感させていた矢先の出来事だけに、「辛すぎて涙が止まらない。JI(アイザックの愛称)がどれほど素晴らしい男で、復帰するためにどれだけハードワークに励んでいたかを知っているから」と語った同僚のアーロン・ゴードン以上に、本人は悔しさを滲ませているに違いない。
再びコートに戻るために、おそらく1年以上の時間と相当ハードなリハビリが必要となるだろう。しかし、批判を恐れず自身の信念を貫いたアイザックなら、ハードワークを乗り越え、よりパワーアップした姿で必ず戻ってきてくれるはずだ。
構成●ダンクシュート編集部
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