専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

終盤の猛追で天敵を下したバックスが2年連続でイースト首位を確定!アデトクンボは「全ては俺たち次第」

秋山裕之

2020.08.07

 バックスはこの試合で相手のオールスタービッグマン、バム・アデバヨをフィールドゴール20.0%(2/10)のわずか6得点にシャットアウト。ダンカン・ロビンソンに21得点、タイラー・ヒロに20得点など計7選手に2桁得点を許したものの、後半に入ってディフェンスの強度を上げて計43得点に封じており、プレーオフに向けて収穫の多い試合となった。

 この日51歳の誕生日を迎えたマイク・ブーデンホルザーHC(ヘッドコーチ)は選手たちの働きを絶賛している。

「今まで8月6日にNBAの試合を指揮することはなかったから、何だか不思議な気分だし、勝利することもこの先ないだろう。でももっと重要なのは、このチームがイースタン・カンファレンスでベストレコードを残したこと。選手たちへの賛辞と言っていいね。彼らが毎晩やってきたこと、どれほどのものをこのチームにもたらしてくれたかを表している。彼らのことをとても誇りに思うよ」
 
 エースのアデトクンボは「俺たちにとって最大のチャレンジというのは、自分たち自身」と、まだまだ気を緩める気配はない。

「どうやってプレーしていくか? どれだけハードにプレーできるのか? ハードなディフェンスができるのか? リバウンドを奪えるのか? これまで以上の努力ができるのか? フロアにダイブできるか? 全ては俺たち次第。俺たち自身にかかってるということだ」

 シーディングゲーム8試合のうち4試合を終えたバックスは、8日にダラス・マーベリックス、10日にトロント・ラプターズ、11日にワシントン・ウィザーズ、13日にメンフィス・グリズリーズと戦い、プレーオフを迎える。今後のシーディングゲームで最も注目すべきはラプターズ戦だろう。昨季のプレーオフ、イースト決勝で2連勝からまさかの4連敗を喫した相手に勝ち切ることができるのか。イーストの仮想カンファレンス・ファイナルとも言うべき10日の直接対決は、多くの注目を集めるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】並外れた身体能力とド迫力のダンクでスター街道を驀進!“グリーク・フリーク”ヤニス・アデトクンボの厳選ショット集!

DAZNなら「プロ野球」「Jリーグ」「CL」「F1」「WTAツアー」が見放題!充実のコンテンツを確認できる1か月無料体験はこちらから

NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号