1946年の創設から74年。その長い歴史の中でNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。今回は球団創設3年目の1971年にリーグ制覇を果たし、今季2度目の栄冠を狙う「ミルウォーキー・バックス」編をお届けしよう。
【ポイントガード】
オスカー・ロバートソン
1938年11月24日生。196cm・93kg
在籍期間:4シーズン(1970~74年)
成績:288試合、平均16.3点、4.9リバウンド、7.5アシスト
シンシナティ・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)時代の1961-62シーズンにはリーグ史上初の年間トリプルダブルを記録するなど輝かしい実績を残した通称“ビッグ・オー”も、1970年にバックスに移籍した際にはすでに全盛期を過ぎていた。最初のシーズンこそ平均19.4点、5.7リバウンド、8.2アシストをあげてオールNBAチームに選ばれたものの、以降の3年間、得点、リバウンド、アシストの数字はすべて年々下降していき、74年に35歳で現役を引退した。
それでもバックスでは通算288試合に出場し、平均16.3点、4.9リバウンド、7.5アシストという好成績をマークした。何より、移籍1年目にチームを球団初の優勝に導いた功績は今も燦然と輝いている。司令塔として抜群のリーダーシップを発揮し、若きエースであるカリーム・アブドゥル・ジャバー(当時の名前はルー・アルシンダー)とのピック&ロールは相手チームにとって脅威の武器となった。
“ビッグ・オー”の在籍期間中、バックスはすべてのシーズンで勝率7割以上&地区制覇を果たし、1973-74シーズンには2度目のファイナルに進出。この時は3勝4敗でボストン・セルティックスに敗れたものの、この年限りでロバートソンが引退後、翌シーズンは38勝44敗で地区最下位に低迷したことも、その存在の大きさを物語っている。
【ポイントガード】
オスカー・ロバートソン
1938年11月24日生。196cm・93kg
在籍期間:4シーズン(1970~74年)
成績:288試合、平均16.3点、4.9リバウンド、7.5アシスト
シンシナティ・ロイヤルズ(現サクラメント・キングス)時代の1961-62シーズンにはリーグ史上初の年間トリプルダブルを記録するなど輝かしい実績を残した通称“ビッグ・オー”も、1970年にバックスに移籍した際にはすでに全盛期を過ぎていた。最初のシーズンこそ平均19.4点、5.7リバウンド、8.2アシストをあげてオールNBAチームに選ばれたものの、以降の3年間、得点、リバウンド、アシストの数字はすべて年々下降していき、74年に35歳で現役を引退した。
それでもバックスでは通算288試合に出場し、平均16.3点、4.9リバウンド、7.5アシストという好成績をマークした。何より、移籍1年目にチームを球団初の優勝に導いた功績は今も燦然と輝いている。司令塔として抜群のリーダーシップを発揮し、若きエースであるカリーム・アブドゥル・ジャバー(当時の名前はルー・アルシンダー)とのピック&ロールは相手チームにとって脅威の武器となった。
“ビッグ・オー”の在籍期間中、バックスはすべてのシーズンで勝率7割以上&地区制覇を果たし、1973-74シーズンには2度目のファイナルに進出。この時は3勝4敗でボストン・セルティックスに敗れたものの、この年限りでロバートソンが引退後、翌シーズンは38勝44敗で地区最下位に低迷したことも、その存在の大きさを物語っている。