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NBA

マレーがミッチェルとの点取り合戦を制し、ジョーダン&アイバーソンの仲間入り!【8月30日のNBAハイライト】

ダンクシュート編集部

2020.08.31

 しかし、マレーのパフォーマンスはミッチェルを上回るものだった。フィールドゴール成功率70.8%(17/24)、3ポイント成功率75.0%(9/12)、フリースロー成功率77.8%(7/9)で、50得点の大立ち回りを披露。なかでも第4クォーターはミッチェルが17得点をマークしたのに対し、マレーは5本の3ポイントを含む21得点を稼ぎ出し、ほぼ独力でジャズに引導を渡したのだ。
 
 これでマレーは、第4戦に続きシリーズ2度目の50得点超えを達成。ミッチェルも初戦と第4戦で50得点オーバーを記録しており、1988年のマイケル・ジョーダン(当時シカゴ・ブルズ/クリーブランド・キャバリアーズとの1回戦の第1、2戦)、2001年のアレン・アイバーソン(当時フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ラプターズとの準決勝の第2、5戦)に次ぎ、1シリーズで2度50得点超えを記録したNBA史上3、4人目の選手となった。ひとつのシリーズで同時に達成者が現われるのは、今後も起きる可能性が極めて低い大偉業と言っていいだろう。

 試合後、敗れたミッチェルはコートを去る際に悔しさを露わにし、マレーもアリーナの通路で立ち止まってヒザに手をつくなど、精根尽き果てた様子だった。この日ナゲッツが勝利したことで、対戦成績は3勝3敗のタイ、シリーズが決着する第7戦は9月1日に行なわれる。はたして、NBAの未来を背負う2人のヤングスターは、大一番でどのようなスーパープレーを見せてくれるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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