8月30日(日本時間31日、日付は以下同)に行なわれた、ロサンゼルス・クリッパーズ(第2シード)とダラス・マーベリックス(第7シード)によるウエスタン・カンファレンスのプレーオフ・ファーストラウンド第6戦。この試合を111-97で制したクリッパーズが、シリーズ成績4勝2敗でカンファレンス準決勝へと駒を進めた。
このカードで最も注目を集めていたのは、マブズが誇る21歳の神童ルカ・ドンチッチだった。第1戦でプレーオフデビュー戦の歴代最多記録となる42得点を叩き出すと、第3戦で左足首を捻挫するアクシデントに見舞われながらも、続く第4戦に出場し43得点、17リバウンド、13アシストの超人的なパフォーマンスを披露。加えてこのゲームの延長では決勝ブザービーターとなるステップバックスリーを放り込むなど、シリーズ中の話題を独占していたと言っていい。
2勝3敗と追い込まれて迎えた第6戦でも、クリッパーズのディフェンス陣をかいくぐって両軍最多の38得点に9リバウンド、9アシストと大暴れ。類い稀なバスケットボールセンスを遺憾なく発揮し、後がないチームを力強く牽引した。
だが、シリーズを制したのはクリッパーズだった。なかでも昨季のファイナルMVPカワイ・レナードは、この試合で33得点、14リバウンド、7アシスト、5スティールと攻守に大車輪の働き。マブズの厳しいマークに遭うなかで、高精度のミドルジャンパーを当然のように決め続け、相手の流れを幾度となくシャットアウトしクリッパーズを勝利へと導いた。
「これがプレーオフ・バスケットボールってやつさ。すべてが自分の思うようにはいかないもの。調子を落とすこともあれば、上がることだってある。それでもプレーし続けなきゃいけないんだ」
シリーズ終了後にクリッパーズのエースはそう話していたものの、両チームの選手のなかで唯一、高次元で安定した活躍を見せていたのがこのレナードだった。初戦に29得点をマークすると、以降は5試合連続で32得点以上&フィールドゴール成功率45.5%超えを記録。
「彼がこのシリーズを締めくくるショットを何本も沈めたと言っておこう。終始落ち着いていたし、このチームを整えてくれたんだ」と、ドック・リバース・ヘッドコーチ(HC)もレナードのパフォーマンスを手放しで褒め称えている。
このカードで最も注目を集めていたのは、マブズが誇る21歳の神童ルカ・ドンチッチだった。第1戦でプレーオフデビュー戦の歴代最多記録となる42得点を叩き出すと、第3戦で左足首を捻挫するアクシデントに見舞われながらも、続く第4戦に出場し43得点、17リバウンド、13アシストの超人的なパフォーマンスを披露。加えてこのゲームの延長では決勝ブザービーターとなるステップバックスリーを放り込むなど、シリーズ中の話題を独占していたと言っていい。
2勝3敗と追い込まれて迎えた第6戦でも、クリッパーズのディフェンス陣をかいくぐって両軍最多の38得点に9リバウンド、9アシストと大暴れ。類い稀なバスケットボールセンスを遺憾なく発揮し、後がないチームを力強く牽引した。
だが、シリーズを制したのはクリッパーズだった。なかでも昨季のファイナルMVPカワイ・レナードは、この試合で33得点、14リバウンド、7アシスト、5スティールと攻守に大車輪の働き。マブズの厳しいマークに遭うなかで、高精度のミドルジャンパーを当然のように決め続け、相手の流れを幾度となくシャットアウトしクリッパーズを勝利へと導いた。
「これがプレーオフ・バスケットボールってやつさ。すべてが自分の思うようにはいかないもの。調子を落とすこともあれば、上がることだってある。それでもプレーし続けなきゃいけないんだ」
シリーズ終了後にクリッパーズのエースはそう話していたものの、両チームの選手のなかで唯一、高次元で安定した活躍を見せていたのがこのレナードだった。初戦に29得点をマークすると、以降は5試合連続で32得点以上&フィールドゴール成功率45.5%超えを記録。
「彼がこのシリーズを締めくくるショットを何本も沈めたと言っておこう。終始落ち着いていたし、このチームを整えてくれたんだ」と、ドック・リバース・ヘッドコーチ(HC)もレナードのパフォーマンスを手放しで褒め称えている。