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NBA

「俺たちは早いうちからお互いの能力に惹かれ合っていた」セルティックスのテイタムが語るブラウンとの絆

秋山裕之

2020.09.02

 テイタムとブラウンは複数のポジションをこなすオールラウンダーであり、ディフェンスでもスイッチディフェンダーとしてセルティックスに不可欠な存在であることは間違いない。

 1日に行なわれたシリーズ第2戦でも、テイタムがゲームハイの34得点に8リバウンド、6アシスト、ブラウンが16得点、8リバウンド、3スティール、2ブロックと躍動。

 セルティックスは8点ビハインドで迎えた第4クォーターにマーカス・スマートの5本連続3ポイント、そしてケンバの決勝弾となるステップバックジャンパーでラプターズを102-99で下し、シリーズ2連勝という最高のスタートを切った。

「これはあくまで1試合に過ぎない。このシリーズは終わりには程遠い。(突破するためには)4勝しなきゃいけないんだ」とテイタムが話したとおり、2018年以来となるカンファレンス・ファイナル進出までの道のりはまだまだ遠い。
 
 それでも、キャリア3年目でスコアリングリーダーとなったテイタムと、攻守で貴重な働きを見せる4年目のブラウンは、知将ブラッド・スティーブンス・ヘッドコーチの下で着実に成長を遂げていることは紛れもない事実。

 ラプターズという強敵を相手に、両選手が今後も活躍を続けていくことができれば、今季、もしくは近い将来フランチャイズ史上18度目のチャンピオンの座も見えてくるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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