9日に行なわれた会見で、フランク・ヴォーゲルHC(ヘッドコーチ)はベンチ陣の貢献について「このチームの選手たちはシーズンを通して本当に優れている」と改めて賛辞を贈った。
「選手たちがそれぞれの役割を受け入れることは、チームが成功する上で重要な部分を占める。このチームなら大きな野望を成し遂げることができると彼らは分かっている。個人として何かをやるということではないんだ。特にプレーオフという舞台では、1人の選手のスキルセットが別のシリーズで大きな意味を持つこともある。その点、このチームには柔軟かつ多様な選手が揃っていると思う」
勝利した第2戦では復帰2戦目のロンドが10得点、9アシスト、5スティールをあげたほか、初戦で9分の出場に終わっていたモリスが第1クォーターの3分間だけで3ポイント4本をすべて決めて12得点(計16得点)を奪うなど、チームを勢いに乗せる貴重な働きを見せた。
「私は常に全員の選手とコミュニケーションを取ろうとしている。彼らにその試合、あるいはそのシリーズで何をすべきか正確に知ってもらうためにね。そして常に準備を欠かさない選手たちへ感謝していることを感じてもらいたい。彼らと会話を交わすことはとても重要であり、今後も(ベンチ陣の活躍に)期待している」
キャリア17年目のレブロンを筆頭に、レイカーズには10年以上のプロ経験を誇るベテランが7人もおり、そのほかの主力も9年目のモリスや8年目のデイビス、7年目のケンテイビアス・コールドウェル・ポープといった中堅たちがほとんどだ。そこに3年目のクーズマやカルーソがハッスルプレーでアクセントを加えている。ロースターの半数以上が今季からの新加入組であるものの、ヴォーゲルHCはベテランと若手を上手くブレンドし、プレーオフでも高いチーム力を発揮している。
ロケッツとのシリーズはこれから佳境を迎えるものの、10日に行なわれる第4戦を取ることができれば、優勝した2010年以来初のカンファレンス・ファイナル進出に大きく近づく。悲願の頂点に向けて、今後もベンチ陣の働きに注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】35歳を迎えても未だ衰え知らず!NBAの“キング”レブロン・ジェームズ特集!
「選手たちがそれぞれの役割を受け入れることは、チームが成功する上で重要な部分を占める。このチームなら大きな野望を成し遂げることができると彼らは分かっている。個人として何かをやるということではないんだ。特にプレーオフという舞台では、1人の選手のスキルセットが別のシリーズで大きな意味を持つこともある。その点、このチームには柔軟かつ多様な選手が揃っていると思う」
勝利した第2戦では復帰2戦目のロンドが10得点、9アシスト、5スティールをあげたほか、初戦で9分の出場に終わっていたモリスが第1クォーターの3分間だけで3ポイント4本をすべて決めて12得点(計16得点)を奪うなど、チームを勢いに乗せる貴重な働きを見せた。
「私は常に全員の選手とコミュニケーションを取ろうとしている。彼らにその試合、あるいはそのシリーズで何をすべきか正確に知ってもらうためにね。そして常に準備を欠かさない選手たちへ感謝していることを感じてもらいたい。彼らと会話を交わすことはとても重要であり、今後も(ベンチ陣の活躍に)期待している」
キャリア17年目のレブロンを筆頭に、レイカーズには10年以上のプロ経験を誇るベテランが7人もおり、そのほかの主力も9年目のモリスや8年目のデイビス、7年目のケンテイビアス・コールドウェル・ポープといった中堅たちがほとんどだ。そこに3年目のクーズマやカルーソがハッスルプレーでアクセントを加えている。ロースターの半数以上が今季からの新加入組であるものの、ヴォーゲルHCはベテランと若手を上手くブレンドし、プレーオフでも高いチーム力を発揮している。
ロケッツとのシリーズはこれから佳境を迎えるものの、10日に行なわれる第4戦を取ることができれば、優勝した2010年以来初のカンファレンス・ファイナル進出に大きく近づく。悲願の頂点に向けて、今後もベンチ陣の働きに注目だ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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