■2015年ヒューストン・ロケッツ(カンファレンス準決勝vsロサンゼルス・クリッパーズ)
ロケッツは第2戦に勝ちシリーズをタイに持ち込むも、第3戦は25点差、第4戦は33点差の完敗で後のない状態に。第5戦に勝利して首の皮一枚つながったものの、第6戦では第3クォーター終了時点で13点差を追っていた。万事休すと思われたが、最終クォーターでベテランのジョシュ・スミスとコーリー・ブリューワーが2人で29得点と爆発。40-15とクリッパーズを圧倒し逆転勝ちを収めると、最終戦ではジェームズ・ハーデンが31得点、トレバー・アリーザが22得点、ドワイト・ハワードが15リバウンドをあげる活躍で相手を粉砕した。
■2016年ゴールデンステイト・ウォリアーズ(カンファレンス決勝vsオクラホマシティ・サンダー)
同シーズンにNBA最多記録となる73勝をマークしたウォリアーズだが、カンファレンス決勝ではケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルックの2枚看板を擁するサンダーに大苦戦。それでもステフィン・カリー&クレイ・トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”の活躍で第5戦をモノにし2勝目をあげると、敵地での第6戦ではトンプソンがプレーオフ記録の11本の3ポイントを含む41得点、相棒のカリーも31得点を叩き出し逆転勝ち。これで息を吹き返したウォリアーズは最終戦も勝利し、2年連続のファイナル進出を決めた。
■2016年クリーブランド・キャバリアーズ(ファイナルvsゴールデンステイト・ウォリアーズ)
キャブズは前年王者のウォリアーズに攻守でレベルの差を見せつけられ、簡単に王手をかけられてしまう。ところが、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、フレイグラントファウルの累積で第5戦の出場停止が決まるとシリーズの流れが一変。第5戦でキャブズはレブロン・ジェームズとカイリー・アービングがともに41得点をあげて2勝目を手にすると、ホームに戻った第6戦も勝利。最終戦ではレブロンがトリプルダブル、アービングが決勝シュートを沈め王者を撃破。ファイナル史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を成し遂げた。
2000年以降の逆転劇は上記の5例。ただ、ナゲッツは先述のように今年のポストシーズンで、ロケッツは2015年、さらに連覇を飾った1995年のカンファレンス準決勝でサンズ相手に1勝3敗から逆転勝利を飾っている。今季の両チームの運命はいかに。
構成●ダンクシュート編集部
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ロケッツは第2戦に勝ちシリーズをタイに持ち込むも、第3戦は25点差、第4戦は33点差の完敗で後のない状態に。第5戦に勝利して首の皮一枚つながったものの、第6戦では第3クォーター終了時点で13点差を追っていた。万事休すと思われたが、最終クォーターでベテランのジョシュ・スミスとコーリー・ブリューワーが2人で29得点と爆発。40-15とクリッパーズを圧倒し逆転勝ちを収めると、最終戦ではジェームズ・ハーデンが31得点、トレバー・アリーザが22得点、ドワイト・ハワードが15リバウンドをあげる活躍で相手を粉砕した。
■2016年ゴールデンステイト・ウォリアーズ(カンファレンス決勝vsオクラホマシティ・サンダー)
同シーズンにNBA最多記録となる73勝をマークしたウォリアーズだが、カンファレンス決勝ではケビン・デュラントとラッセル・ウエストブルックの2枚看板を擁するサンダーに大苦戦。それでもステフィン・カリー&クレイ・トンプソンの“スプラッシュ・ブラザーズ”の活躍で第5戦をモノにし2勝目をあげると、敵地での第6戦ではトンプソンがプレーオフ記録の11本の3ポイントを含む41得点、相棒のカリーも31得点を叩き出し逆転勝ち。これで息を吹き返したウォリアーズは最終戦も勝利し、2年連続のファイナル進出を決めた。
■2016年クリーブランド・キャバリアーズ(ファイナルvsゴールデンステイト・ウォリアーズ)
キャブズは前年王者のウォリアーズに攻守でレベルの差を見せつけられ、簡単に王手をかけられてしまう。ところが、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンが、フレイグラントファウルの累積で第5戦の出場停止が決まるとシリーズの流れが一変。第5戦でキャブズはレブロン・ジェームズとカイリー・アービングがともに41得点をあげて2勝目を手にすると、ホームに戻った第6戦も勝利。最終戦ではレブロンがトリプルダブル、アービングが決勝シュートを沈め王者を撃破。ファイナル史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を成し遂げた。
2000年以降の逆転劇は上記の5例。ただ、ナゲッツは先述のように今年のポストシーズンで、ロケッツは2015年、さらに連覇を飾った1995年のカンファレンス準決勝でサンズ相手に1勝3敗から逆転勝利を飾っている。今季の両チームの運命はいかに。
構成●ダンクシュート編集部
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