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NBA

「レイカーズは全員が自分の仕事を受け入れているが、クリッパーズは…」“ご意見番”アリナスがタレント軍団の問題点を指摘

ダンクシュート編集部

2020.09.18

 レギュラーシーズンから取りこぼしが多かったクリッパーズはレナード、ジョージ、ウィリアムズ、今季の最優秀シックスマンに輝いたハレルとオプションが豊富な一方で、絶対的な存在はいなかったというのがアリナスの主張だ。

「ポール・ジョージやカワイ(レナード)、さらにベンチからルー・ウィリアムズとトレズ(モントレズ・ハレル)が出てくる。ラストショットで誰がボールを手にする? ルー・ウィリアムズ? それともカワイ? そういうことになってしまうんだ。ルー・ウィリアムズは毎年ビッグショットを決めてきた。カワイも(2019年に)ファイナルMVPを獲得して、プレーオフでビッグショットを決めている。一般的には彼(レナード)と言うだろうけど、ルー・ウィリアムズを得意な領域(役割)に配置するのが筋さ。ディフェンスとの駆け引きに長けた選手で、相手にコンタクトして、ファウルをもらう技術は天才的だからね」
 
 カンファレンス準決勝敗退が決定後、ジョージは「期待に応えられなかったのは事実だ。でも、俺たちは別に『今年チャンピオンにならなかったら失敗』と思いながらプレーしていたわけじゃない。時間をかけて一緒にいることで、俺たちはもっと上手く機能するようになるはずだ」と語っている。カンファレンス決勝不出場のNBA最長記録を更新してしまったクリッパーズだが、この悔しさをバネに来季こそは不名誉なジンクスから脱出できるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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