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NBA

「レブロンはコビーで、俺はシャック」デイビスがレイカーズの超強力デュオを自画自賛!

秋山裕之

2020.10.04

 さらに「あの2人は無私無欲で、チームを勝利へと導くべく、ものすごい闘争心を持っていた。その点は俺とレブロンも同じだと思うね。俺たちはともに勝利を欲していて、周囲を取り巻く環境なんて気にしない。勝利のためならどんなことだろうがやってやるという考えなんだ」と持論を展開した。

 ただし、シャック&コビーのデュオはコート上で相手チームを何度もなぎ倒してきた半面、互いのキャラクターの不一致やバスケットボールに対する考えの違いから不仲へと発展し、8年で解散を迎えた。

 その一方で、レブロンとデイビスのデュオは互いを高め合うことに集中している。第2戦の前に、レブロンはデイビスと良好な関係を構築できている要因についてこう話している。

「俺たちは互いのことを妬んだりしない。それが一番の要因だと思うね。俺たちはそれぞれのことを知ってる。ともにベストな存在となるべく、1日1日、コートの両エンドで互いに練習に励んでる。でも互いのことを妬むようなことはないんだ。そこがリスペクトを持って(目標に向かって)一直線に向かうことができている要因だと思う。そして俺たちには限界なんてないのさ」
 
 攻守両面でリーグ有数の実力を持つレイカーズの2枚看板は、ベストな存在となるべく日々切磋琢磨して高め合っており、両選手が持つ勝利への飽くなき思いがチーム全体にも浸透している。

 結成1年目にして現役最強のコンビとなったレブロンとデイビス。NBA史上屈指のダイナミックデュオと称されるシャック&コビーと肩を並べるためには、複数回の優勝が必須となるが、今季頂点に立つことができれば、両者の評価は間違いなく上昇するだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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