そして残るひとつは、ヒートがダラス・マーベリックスを破った2006年のケースだ。ほかの3例と同様に敵地で2連敗を喫するも、ここからヒートの若きエース、ドゥエイン・ウェイドが大爆発。第3戦以降の得点はそれぞれ42、36、43、36とスコアリングの鬼と化し、平均39.3点の超絶パフォーマンスを披露。マーベリックスが勝負所でダーク・ノビツキーのフリースロー失敗(第3戦)、ジョシュ・ハワードの不必要なタイムアウト要求(第5戦)など致命的なミスを犯したこともあり、4連勝で一気に頂点まで駆け上がった。
過去73回のうちの4回、確率にしてわずか5.5%。かなり厳しい数字と言えるだろう。ヒートがここから優勝するためには、まず次の第3戦は必ず勝つこと。なぜなら、0勝3敗からリーグ制覇を成し遂げたチームは過去にないからである。さらに、1勝3敗から頂点に立ったケースも前述の2016年キャバリアーズ以外にはないため、できれば続く2試合に連勝しシリーズをタイに戻したいところだ。
はたしてヒートは、2006年の再現を起こすことができるのか。運命の第3戦は4日にティップオフとなる。
構成●ダンクシュート編集部
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過去73回のうちの4回、確率にしてわずか5.5%。かなり厳しい数字と言えるだろう。ヒートがここから優勝するためには、まず次の第3戦は必ず勝つこと。なぜなら、0勝3敗からリーグ制覇を成し遂げたチームは過去にないからである。さらに、1勝3敗から頂点に立ったケースも前述の2016年キャバリアーズ以外にはないため、できれば続く2試合に連勝しシリーズをタイに戻したいところだ。
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