そんなヒートにとって気掛かりなのは、第1戦の前半に左足底筋膜を断裂し欠場が続いているゴラン・ドラギッチの状態だ。第5戦に出場できるかは現時点で微妙で、おそらく試合前のウォームアップでコーチングスタッフがジャッジを下すことになるだろう。
「自分も、それにこのチームの皆も彼のためにここにいる。俺たちは彼がどれだけ勝ちたがっているか、どれほどコートに出て皆と戦いたがっているかを痛いほど分かっている。俺たちは彼のことが大好きなのはもちろんのこと、皆が彼とプレーしたがっているんだ」
第1戦終了後にバトラーがそう話していたように、ドラギッチはヒートにとって最重要選手の1人。現有戦力ではユドニス・ハズレムに次ぐ最古参の選手であり、キャリア12年目の34歳がこのチームの一員として戦い抜きたい気持ちは、涙をこらえながら第4戦の欠場を決断した映像からも痛いほど伝わってくる。
たとえドラギッチがコートに立てなくとも、ヒートの選手たちは勝利だけにフォーカスし、最高の準備をして大一番に挑むだろう。優勝を決めたいレイカーズと、シリーズを終わらせたくないヒートによる第5戦は、序盤から目が離せない展開になりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「自分も、それにこのチームの皆も彼のためにここにいる。俺たちは彼がどれだけ勝ちたがっているか、どれほどコートに出て皆と戦いたがっているかを痛いほど分かっている。俺たちは彼のことが大好きなのはもちろんのこと、皆が彼とプレーしたがっているんだ」
第1戦終了後にバトラーがそう話していたように、ドラギッチはヒートにとって最重要選手の1人。現有戦力ではユドニス・ハズレムに次ぐ最古参の選手であり、キャリア12年目の34歳がこのチームの一員として戦い抜きたい気持ちは、涙をこらえながら第4戦の欠場を決断した映像からも痛いほど伝わってくる。
たとえドラギッチがコートに立てなくとも、ヒートの選手たちは勝利だけにフォーカスし、最高の準備をして大一番に挑むだろう。優勝を決めたいレイカーズと、シリーズを終わらせたくないヒートによる第5戦は、序盤から目が離せない展開になりそうだ。
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