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NBA

2011年にファイナルを制したマブズの名物オーナーがレブロンの“ある部分”を称賛「当時とは明らかに違う」

ダンクシュート編集部

2020.10.09

2011年のファイナルではマブズ相手に敗退を喫したレブロンだが、そこから8年連続で頂上決戦の舞台に立ち、進化を遂げた。(C)Getty Images

2011年のファイナルではマブズ相手に敗退を喫したレブロンだが、そこから8年連続で頂上決戦の舞台に立ち、進化を遂げた。(C)Getty Images

「彼のバスケットボールIQは凄まじい。もはや学者レベルだ。コート上で起こっていることをリアルタイムで見て読み取り、(相手の)3歩先を行く。信じられないよ。運動能力とともに、彼をスペシャルな存在にしている。2011年当時はその能力をまだ備えていなかった。我々(マブズ)のゾーンに対して、彼は戸惑い、何をすべきか分かっていなかっただろう。だけど、今は二の足を踏むなんてことはあり得ない。何が起こり、何をすべきかを正確に把握し、予測している」

 自身2度目の出場となった2011年のファイナルで、レブロンはシリーズ平均17.8点、7.2リバウンド、6.8アシスト、平均4.0ターンオーバー、フィールドゴール成功率47.8%とレギュラーシーズンから大きく成績を落とした。

 しかし、その後数々の修羅場をくぐり抜け、今ではここ一番で最も頼れる選手へと成長を遂げた。キューバン・オーナーもレブロンの進化ぶりには舌を巻く。
 
「彼はゲーム内容、そして試合で起こったすべてのプレーを、読んだばかりの本について話すように説明できるだろう。今の彼は、多くの面で違いを作り、相手を打ち負かすことができる。まだ身体能力も十分に高い。パスを含めたスキルセットはさらに進化している。それも、すべてはバスケIQに紐づいていているんだ」

 レイカーズが優勝を果たせば、史上3人目の異なる3チームでタイトルを獲得することになり、ファイナルMVPに輝く“おまけ”付きなら史上初の快挙。レブロンの辞書には「衰え」の二文字はないのかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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