ソニックスで最後にプレーした06-07シーズン。アレンは平均21.0本のショットを放ち、キャリアベストの平均26.4点を奪取。だがセルティックスへ加入した最初のシーズンでは平均13.5本まで減少し、17.4点までダウンしていた。
ボールハンドラーとしてスコアリングだけでなくプレーメーカーもこなしていたアレンは、移籍後はスポットアップシューターとしての役割が増え、ボールを手にする時間も減少していった。
アレンはハーデンがネッツ入りした場合、アービングとの関係性を懸念事項に挙げていた。
「選手たちは今いるチームで一緒にプレーするという責任がある。特にチャンピオンシップを勝ち取ることを望んでいるならね。ネッツではカイリーが第一のボールハンドラーだから、ハーデンが(カイリーと)どのようにして責任をシェアし、チームを動かしていくかだね。もし彼らがそれを遂行できるなら、素晴らしい偉業を成し遂げることができるだろう。でもそれがうまくいかなければ、大惨事を引き起こしてしまうかもしれない」
デュラントはアイソレーションだけでなく、キャッチ&シュートや流れの中で高得点を奪えるものの、ハーデンとアービングはいずれもボールを長く保持して攻撃を仕掛けるスコアリングガード。ボールを持ってこそ生きるタイプだけに、アレンの指摘は的を得ている。
はたして、ハーデンが絡んだ超大型トレードは実現するのか。今後の展開を楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】巧みなステップでゴールに斬りこむ!ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
ボールハンドラーとしてスコアリングだけでなくプレーメーカーもこなしていたアレンは、移籍後はスポットアップシューターとしての役割が増え、ボールを手にする時間も減少していった。
アレンはハーデンがネッツ入りした場合、アービングとの関係性を懸念事項に挙げていた。
「選手たちは今いるチームで一緒にプレーするという責任がある。特にチャンピオンシップを勝ち取ることを望んでいるならね。ネッツではカイリーが第一のボールハンドラーだから、ハーデンが(カイリーと)どのようにして責任をシェアし、チームを動かしていくかだね。もし彼らがそれを遂行できるなら、素晴らしい偉業を成し遂げることができるだろう。でもそれがうまくいかなければ、大惨事を引き起こしてしまうかもしれない」
デュラントはアイソレーションだけでなく、キャッチ&シュートや流れの中で高得点を奪えるものの、ハーデンとアービングはいずれもボールを長く保持して攻撃を仕掛けるスコアリングガード。ボールを持ってこそ生きるタイプだけに、アレンの指摘は的を得ている。
はたして、ハーデンが絡んだ超大型トレードは実現するのか。今後の展開を楽しみに待ちたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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