昨季のネッツは、ディンウィディーが自己ベストの平均20.6点をマークしてオフェンスを牽引。ルバートが平均18.7点、シューターのジョー・ハリスも平均14.5点とそれに続き、デュラント不在、アービングも不完全燃焼のなかでプレーオフ進出を果たした。とりわけ、今年３月のボストン・セルティックス戦でキャリアハイの51得点を奪ったほか、同月のサンアントニオ・スパーズ戦では初のトリプルダブルを記録するなど、成長著しいルバートをアンダーソンは評価している。
  「ルバートが（デュラント、アービングに次ぐ）第３のスターだ。アービングとデュラントと一緒にプレーしていれば、今後数年にわたって成長していくだろう。ルバートはシュートが打てる上、ペネトレイトやパスなど、すべてができる。ハリスとも再契約した。今年のネッツはきっと機能する。向こう２～３年ではなく、次のシーズンで勝負すべきだ」

　オクラホマシティ・サンダーで共闘して以来、９年ぶりにデュラントとハーデンが再会し、ネッツにリーグの勢力図を大きく変える可能性を秘めたビッグ３が誕生するのか。この喧噪はもうしばらく続くことになりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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