スコット・ブルックス・ヘッドコーチは試合後「１勝目をあげるのはいつも難しいんだ。ここまでの戦いはなかなか勝ち切れていないが、だからといって人のせいにはしない。諦めずに戦うだけだ。お互いのために戦い続けるだけ」とコメント。ビールも「（ＮＢＡは）競争が激しいシビアなリーグだ。同情してくれる人なんていない。君たち（メディア）も同情してないだろ？これはすべて、俺たちの責任なんだ」と話した一方で「一丸となってポジティブにやっていくしかない。だけど惜しいだけではダメ。負けを受け止めて、反省して改善していくしかないんだ。明日また試合がある。新年をいいスタートで切りたい。それをモチベーションにして巻き返すしかない。やるしかないんだ」と自らを鼓舞した。
  　開幕５連敗を喫したウィザーズだが、八村が復帰したことで戦力が揃ってきたのは事実。終盤に競り合うことなく勝利できれば理想だが、アウェーゲームではそう簡単にはいかないだろう。アグレッシブさを失わず、チームで結束してなんとか白星をモノにしたいところだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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