「ドワイト・ハワード(現フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)に聞いてみろよ。(ロケッツで)うまくいかなかっただろ。クリス・ポール(現フェニックス・サンズ)もそうだし、何人かのシューターたちもそう。リトルリーグからの友人、ラッセル・ウエストブルック(現ワシントン・ウィザーズ)とも結局うまくいかなかったじゃないか。彼が『俺は全てを捧げてきた』と言おうと、俺はそう思えないね。彼はステップアップすべき時にできなかったんだ」
ハーデンはオクラホマシティ・サンダー時代にデュラントと共闘し、アービングとは2014年のFIBAワールドカップで金メダルを手にした実績がある。だがシャックは「彼はスーパーチームに入った。今シーズン、優勝しなければならない。だがそれでも勝てないなら時間のムダだ」とコメントした。
一方、バークレーはデュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズでステフィン・カリー、クレイ・トンプソンというリーグ屈指のシューターデュオとともにプレーして2度の優勝を勝ち取ったことを評価しつつ、「KD(デュラントの愛称)はスプラッシュ・ブラザーズから“ドリブル・ブラザーズ”にやって来たことになるな」とチクリ。
「あの3人の中でセルフィッシュじゃないことを証明してきたのはKDだけ。ヤツはゴールデンステイトで自己犠牲を払ってきた。だがジェームズ・ハーデンとカイリー・アービングはこれまで『俺はただ勝ちたい。それが最も重要なことなんだ』と(いう姿勢を)一度も見せていない。あの2人は自分たちの成績ばかり気にしている。俺はあの2人が自己犠牲していくとは思えないね」と、デュラントを除く2人に対して疑問を呈した。
現役屈指のスコアラーであり、プレーメーカーでもある3人をガードすることは、相手チームにとって至難の業となることは間違いない。この新生ビッグ3をどのように機能させるかは、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)、そして昨季までロケッツで指揮官を務めていたマイク・ダントーニAC(アシスタントコーチ)の手腕に期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】巧みなステップでゴールに斬りこむ!ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!
ハーデンはオクラホマシティ・サンダー時代にデュラントと共闘し、アービングとは2014年のFIBAワールドカップで金メダルを手にした実績がある。だがシャックは「彼はスーパーチームに入った。今シーズン、優勝しなければならない。だがそれでも勝てないなら時間のムダだ」とコメントした。
一方、バークレーはデュラントがゴールデンステイト・ウォリアーズでステフィン・カリー、クレイ・トンプソンというリーグ屈指のシューターデュオとともにプレーして2度の優勝を勝ち取ったことを評価しつつ、「KD(デュラントの愛称)はスプラッシュ・ブラザーズから“ドリブル・ブラザーズ”にやって来たことになるな」とチクリ。
「あの3人の中でセルフィッシュじゃないことを証明してきたのはKDだけ。ヤツはゴールデンステイトで自己犠牲を払ってきた。だがジェームズ・ハーデンとカイリー・アービングはこれまで『俺はただ勝ちたい。それが最も重要なことなんだ』と(いう姿勢を)一度も見せていない。あの2人は自分たちの成績ばかり気にしている。俺はあの2人が自己犠牲していくとは思えないね」と、デュラントを除く2人に対して疑問を呈した。
現役屈指のスコアラーであり、プレーメーカーでもある3人をガードすることは、相手チームにとって至難の業となることは間違いない。この新生ビッグ3をどのように機能させるかは、スティーブ・ナッシュHC(ヘッドコーチ)、そして昨季までロケッツで指揮官を務めていたマイク・ダントーニAC(アシスタントコーチ)の手腕に期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【PHOTO】巧みなステップでゴールに斬りこむ!ジェームズ・ハーデンのキャリアを振り返り!