「ＫＤはチャンピオンシップを手にするために、何が必要かを知っている。カイリーもそうだ。だが、ジェームズはまだその域にいない。そして、彼にとって優勝のチャンスが巡ってきた。ただ、彼は若くはないし、１年目、２年目の選手でもない。勝つことを願っているが、今年優勝できなければ崩壊だ。俺はイエスマンではないから、本当のことを言っているまでさ」

　一方で、1999～2001年にネッツでプレーしたＯＢのステフォン・マーブリーは、『heavy.com』に対して「１番（ポイントガード）、２番（シューティングガード）、３番（スモールフォワード）にトッププレーヤーが揃った。マジかよって感じだね。トレンドを引き起こすようなアイコニックな存在だ」とポジティブな見解を示した。
  　もっとも、シーズン開幕前から歯に衣着せぬ発言で世間を騒がせてきたアービングは、周囲の喧騒などお構いなしとばかりに、我が道を行くスタンスを貫いている。

「世間にはたくさんの憶測が飛び交っている。多くの人たちが俺の存在を知っているが、みんな俺が誰なのか本当のことは分かっていない。物事は一歩下がって、何が重要かを理解しないといけないんだ。俺はプレーするのが好きだ。それは約束できるし、言葉にする以前の問題だ。俺はメディアやファンのことを気にしていない」

　はたして、アービング、そしてネッツの新ビッグ３は、自らのプレーでトレードが正しかったことを証明できるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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