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NBA

ネッツの新ビッグ3にレジェンドのご意見番がチクリ「勝てないなら時間のムダ」「ドリブル・ブラザーズ」

秋山裕之

2021.01.15

ネッツの新ビッグ3(左)に対して、バークレー(右)とシャックが持論を展開した。(C)Getty Images

ネッツの新ビッグ3(左)に対して、バークレー(右)とシャックが持論を展開した。(C)Getty Images

 1月13日(日本時間14日、日付は以下同)、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンを含む計7選手+複数のドラフト指名権が絡んだ4チーム間トレードのニュースが全米を駆け巡った。

 ハーデンのブルックリン・ネッツ移籍は開幕前から噂があったとはいえ、実際に報じられると多くの衝撃をもって伝えられた。

 ケビン・デュラント、カイリー・アービングというNBAとオリンピックで優勝した経験を持つスーパースターを擁するネッツに、3シーズン連続で得点王に輝いているリーグ最高級のオフェンシブプレーヤーが加わったのだから当然といえば当然。

 ハーデンは昨季までのキャリア11年でシーズンMVP(2018年)、最優秀シックスマン賞(12年)のほか、オールNBAチーム選出7回、オールスターには8年連続出場を誇る。フリースローは試投数、成功数ともに6年連続でリーグトップ、3ポイントについてもここ3シーズン連続でリーグ最多の試投数と成功数を残している。
 
『Elias Sports Bureau』によると、昨季までロケッツで過ごした8シーズンで記録した1万8167得点は、1つのフランチャイズで同期間に残した通算得点として、マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ/1万9000得点)、オスカー・ロバートソン(シンシナティ・ロイヤルズ/1万8306得点)に次ぐ歴代3位。支配的な活躍を見せていたと言っていい。

 デュラントとアービングも同様に、抜群のスキルとシュート力を駆使して高得点を稼ぎ出すことができるだけに、ネッツに誕生した“ビッグ3”が脅威であることは言うまでもない。

 とはいえ、超絶スコアラーを3人擁してもNBAで優勝できる保障はない。現在『NBA on TNT』でご意見番を務めるレジェンドのシャキール・オニールとチャールズ・バークレーも、どちらかというと否定的な見解を口にしている。

 14日に放送された番組内で、シャックはこれまでロケッツでハーデンとデュオを形成してきた選手たちが移籍していったことを例に出してこのように語った。
 
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