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戦友コビーの死から1年。シャックが語った後悔の念「もっとコミュニケーションを取るべきだった」〈DUNKSHOOT〉

ダンクシュート編集部

2021.01.26

「コビーが亡くなる前、俺は妹を失った。コビーと俺はれっきとした友人だった。世間はチャンピンシップを獲得するには、親友でなければいけないと考えている。俺たちはそうではなかったが、究極のリスペクトを持っていた。とはいえ、もっとコミュニケーションを取るべきだった。少なくとも、週に1回は『何してるんだい?』ってね。コートを離れた後、俺たちは別々の道を歩んだ。それ自体は理解できることだが、彼に何か声をかけていれば良かった」

 シャック&コビーは、マイケル・ジョーダン&スコッティ・ピッペンと並んで、“史上最高のデュオ”のひとつとして語り継がれている。シャックは、コビーとの絆を「すごく不思議なものだった」と表現している。
 
「4回のファイナルで3回の優勝を果たした。もう一度やり直すとしたら何か変えるかって? 何も変えないさ。チームのリーダーとして、彼を鼓舞するために必要なことをしなければならなかった。若く、闘争心と敵対意識を持ちながら、彼も俺をやる気にさせようとしていた。俺たちは史上最も支配的なワンツーパンチだったと言い続けてきた。謎めいて、議論を呼び起こした面白いデュオは他にいないだろう」

 一家の大黒柱を失ったブライアント家に対し、「(妻の)ヴァネッサは元気だ。娘たちも大きくなっている。俺は遠くから見守っているだけさ」と言葉を残したシャック。1周忌当日は怪物センターにとってもよりエモーショナルな日になるかもしれない。

構成●ダンクシュート編集部

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