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5000万ドルを蹴ってまで移籍を求めたハーデン。3000万ドル超えは2人とやや“控え目”な結果に【NBAサラリーランキング2021・SG編】

ダンクシュート編集部

2021.02.04

 2位のトンプソンが左ヒザ前十字靭帯を断裂した直後の2019年7月、ウォリアーズは5年1億9000万ドルのマックス契約をオファー。2019-20シーズンは全休することがほぼ確定していた上での提示だっただけに、功労者に対する最大限の労いと言えるだろう。今季も11月にアキレス腱を断裂し、開幕前からシーズンアウトとなってしまったが、2015、17、18年と3度の優勝に貢献した生え抜きスターにはそれを受け取る資格が十分にあるはずだ。

 トップ10全員が3000万ドル超えだったポイントガード(PG)部門に対し、SGはこの2人のみ。ただ3~5位のブッカー、マッカラム、ビールは来季3000万ドルを超えることが確定しており、また全員がキャリアのピークにあることから、今後さらなる高給を手にする可能性が高い。一方で6位のデローザン、9位のオラディポは今オフに完全FA(フリーエージェント)となるため、今以上の高額オファーを得るためには今季のパフォーマンスが重要となる。
 
 スター級の選手が勢揃いしていたPGランキングに比べると、やや地味な印象を受けたSG部門。ただ、このポジションは過去にマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)やコビー・ブライアント(元レイカーズ)といったスーパースターを擁した花形的なポジションだった。そんなレジェンドたちは、どれほどのサラリーを受け取っていたのか。次回は過去のSG年俸ランキングを見ていきたい。

構成●ダンクシュート編集部

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