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NBA

ジャズの快進撃を支えるマイク・コンリー。初のオールスターは逃すも、オフの再契約には前向き〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.02.25

 ミッチェルの言うように初のオールスターへの期待も高まっていたが、24日にデイビスの代役としてNBAが発表したのは、フェニックス・サンズのデビン・ブッカー。コンリーが選ばれることはなかった。

 もっとも、今季終了後に完全FAとなるコンリーが再契約に向けて前向きな姿勢を見せていることは、ジャズにとって朗報だろう。

 23日に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、コンリーは「ユタは僕のことを捕まえたんだ。最近、そのことを妻とも話していてね。僕らはここが大好きなんだ。このチームが今のプレーをしている限り、僕が他のチームへ行くとは思えないね。まずはオフシーズンにどうなるか見てみるよ。その時になれば、間違いなくたくさんしゃべることになるだろうから」と話しており、さらにこう続けた。
 
「このチームのプレーはものすごくユニークなんだ。コートの両エンドで僕らがやりたいことをチーム全員が持ち込んでいる」

 クイン・スナイダー・ヘッドコーチの下、ジャズはミッチェルとゴベアをはじめ、ボーヤン・ボグダノビッチやジョー・イングルズ、ジョーダン・クラークソン、ロイス・オニール、デリック・フェイバーズら主力の大半が来季も契約下にあり、今夏コンリーと再契約を結べば、現在の戦力をそのまま保持することができる。

 今季の最終着地点が分かるのはまだまだ先のことではあるが、リーグ屈指のケミストリーを誇るジャズにおいて、ベテランのコンリーが果たす役割は大きい。プレーオフを勝ち上がるうえでも貴重な戦力となるだけに、今後のさらなる奮起に期待したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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