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NBA

ウォリアーズがジャズに快勝!グリーンがトリプルダブルを達成すれば“ほぼ“負けなしのジンクスも〈DUNKSHOOT〉

秋山裕之

2021.03.15

 ウォリアーズのヴォーカルリーダーであり、ハート&ソウルの熱血漢は試合後にそうコメント。今後の巻き返しを期待させる言葉を発していた。

 この試合で、グリーンはキャリア通算26度目のトリプルダブルを達成したのだが、ウォリアーズはその26試合で25勝1敗と、ほぼ負けなしの好戦績を残している。勝率にして96.2%を誇り、これはトリプルダブルを10回以上マークした選手たちのなかで歴代ベストの高勝率と、この男の活躍がどれだけウォリアーズの勝利に直結しているかがわかる。

 そしてこの日、33歳の誕生日を迎えたカリーは、ウォリアーズが優位な展開へと持ち込むことができたのは、ディフェンスが大きな要因だったと指摘している。
 
「ディフェンスについては、オールスターブレイク前にもチーム内で話していた。うちがディフェンシブ・レーティングで上位まで上がっていったことをね。でもこの連敗中、僕らはフィジカルに戦い切れていなかった。相手チームは僕らに対して快適にプレーしていたんだ。セットからそれぞれのスポットへ向かうまでね」

 だがこの試合では、ジャズのフィールドゴール成功率を44.1%(41/93)、3ポイントも34.1%(15/44)に抑え込むことに成功。ゴベアの活躍もあり、リバウンド数は40-51、特にオフェンシブ・リバウンド数では5-18と大差をつけられたものの、相手のショットを封じ込めたことが大きな勝因となった。

 今季は各カンファレンス9位と10位のチームが、プレーオフ進出をかけて7、8位のチームとプレーイン・トーナメントで競い合う特別ルールが用いられている。ウォリアーズとしては6位以内まで順位を上げ、無条件でプレーオフ出場権を勝ち取りたいだけに、この日見せたディフェンスを維持していきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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