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NBA

レイトナーとデューク大の“尊大な振る舞い”。強者がゆえに嫌われ、同時に観る者を魅了した悪役たちの真実【後編】〈DUNKSHOOT〉

アイラ・ウィンダーマン

2021.03.23

 自らファウルのコールを得ようとするブルーデビルズの選手の行為は、リオネル・メッシのダイブの域にまで達していると断じる人々もあれば、レフェリーのコールに不平をまくしたてる選手は必ずブルーのジャージーを着ていると断言する人々もいる。

 デューク大のOBでテレビ解説者のジェイ・バイラス(1982~86年)が語ったように、概してアメリカ人は、野球で言えばヤンキース、NBAで言えばレブロン・ジェームズ、NFLで言えばペイトリオッツのような強者ではなく、劣勢と思われる弱者の味方をする。だが同時に、強者から目が離せず、彼らの素晴らしいプレーを楽しむものだ。
 
 1988年にクリスチャン・レイトナーがダーラムにもたらした強さはいまだに受け継がれている。最後に、事の本質をついたウィンズロウの言葉を紹介して、この話を締め括ろう。

「強いチームは概して嫌われるものさ。ヤンキースだって、ペイトリオッツだって、レッドソックスだって嫌われている。あまりに長い間、強いままだからね。それがジェラシーから生じる感情なのか、単に勝ったチームが気に入らないだけなのかはわからない。でも、それが勝つということなんだろう。ろくに勝てないチームのことは、そもそも誰も見向きもしないものだからね」

文●アイラ・ウィンダーマン 翻訳●千田範子

※『ダンクシュート』2019年3月号掲載原稿に加筆・修正。

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