もちろんウェイドはこれを否定。ただ当時の映像を観ると、コモンの話が真実なら同点となりタイブレーク5本目が行なわれる予定だったにもかかわらず、ウェイドは決着がつくことがわかっているかのように結果を見る前にイヤホンを外すなど、怪しい行動があったのも事実だ。ゴードンはこのコンテストのあと、ウェイドを皮肉るラップをリリース。こうして両者の間に因縁が生まれたのだった。
そして話は戻り、ナゲッツ対クリッパーズ戦の試合後。中継先のゴードンに対し、ウェイドはこんな質問を投げかけた。
「その番号はどうしたんだ?なぜ50を着けているんだ?」
ゴードンはオーランド・マジック時代は00番を着用していたが、ナゲッツ移籍後は50番に変更。その理由が“スラムダンク・コンテスト史上最も多く50点を獲得したにもかからわず、1度も優勝できなかったから”という皮肉が込められているのは有名な話だが、ウェイドは先の事件の贖罪のつもりか、あえてこの質問をぶつけたのだ。
これに対しゴードンは「気に入ってるんだ。ダンクコンテストで最も多く50点を獲得したのは俺だからね。俺にとってはいい数字なんだよ」と返答。当時のことについて触れることなく、“大人な対応”に終始した。
最後にオチをつけたのがシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)だ。自身もこの事件が起きた会場にいたにもかかわらず、中継後に「何をしたんだ?彼に9点でもつけたのか?」とコメント。これにはウェイドも無言で苦笑いを浮かべるほかなかった。
構成●ダンクシュート編集部
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そして話は戻り、ナゲッツ対クリッパーズ戦の試合後。中継先のゴードンに対し、ウェイドはこんな質問を投げかけた。
「その番号はどうしたんだ?なぜ50を着けているんだ?」
ゴードンはオーランド・マジック時代は00番を着用していたが、ナゲッツ移籍後は50番に変更。その理由が“スラムダンク・コンテスト史上最も多く50点を獲得したにもかからわず、1度も優勝できなかったから”という皮肉が込められているのは有名な話だが、ウェイドは先の事件の贖罪のつもりか、あえてこの質問をぶつけたのだ。
これに対しゴードンは「気に入ってるんだ。ダンクコンテストで最も多く50点を獲得したのは俺だからね。俺にとってはいい数字なんだよ」と返答。当時のことについて触れることなく、“大人な対応”に終始した。
最後にオチをつけたのがシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)だ。自身もこの事件が起きた会場にいたにもかかわらず、中継後に「何をしたんだ?彼に9点でもつけたのか?」とコメント。これにはウェイドも無言で苦笑いを浮かべるほかなかった。
構成●ダンクシュート編集部
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