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NBA

「ひどい状態だ…」往年の名手ローズがスター選手の相次ぐバイアウトに苦言「勢力図が変わってしまう」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.04.14

「リーグ全体には間違いなくひどい状況だ。アダム・シルバー(コミッショナー)は何かを変えないといけない。もちろん、選手にフレキシビリティがあるのは好ましいことだ。ブレイク・グリフィンは良いピストンズの選手だった。

 オールスタープレーヤーだしね。しかし、彼はこの1年ダンクを決めていなかった。ネッツ移籍後は6試合で5本のダンクを成功させた。ためらわず、覚悟を決めてダンクという行動を起こした。ピストンズファンは彼が根気強くやっていたと信じているが、結果として彼はトレードされた。契約最終年のバイアウトではなく、1年契約が残っていたというのが問題だ」

 ローズは、クリーブランド・キャバリアーズからバイアウトになり、ロサンゼルス・レイカーズへ移籍したアンドレ・ドラモンド、若手育成を優先させてシーズン途中で試合に起用しないことが決まったオクラホマシティ・サンダーのアル・ホーフォードも引き合いに出しながら、持論を展開している。
 
「サンダーのアル・ホーフォード、キャブズのアンドレ・ドラモンド……、チームは選手を資産として守ろうとし、プレーさせるつもりはないと言う。カンファレンス下位に沈むチームも戦わないといけない。NBAはこのシチュエーションにおいて、何か対策を打たないといけない。チームで1番目、あるいは2番目の選手が移籍することでリーグの勢力図が変わってしまう」

 もしも、今シーズンにネッツがNBAの頂点に立った場合、バイアウトシステムに関する議論はさらにヒートアップするかもしれない。それだけに今後の動向に注目だ。

構成●ダンクシュート編集部

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