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NBA

「自分がここにいる理由は分かっている」王者レイカーズの一員となったドラモンドが語る新たな決意<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.04.15

 ホーネッツ戦後にそう語ったドラモンド。レイカーズはこの試合を101-93で制しており、ドラモンドは4試合連続で2桁リバウンドを奪うなど守備で貢献したことからも、決してオフェンス面の不振だけで好不調を判断してはならない。

 レイカーズは今後もガソルやモントレズ・ハレルではなく、ドラモンドを先発センターとして起用していく方針のため、真価が問われるのはレブロンとデイビスの復帰後のパフォーマンスとなるだろう。

 ドラモンド自身もそのことは理解しており、「チームとして、僕らはケガ人たちが復帰してから、仕事を遂行するための方法を探していくことになる」と口にしており、さらにこう続けている。
 
「今、僕らは毎試合、コートに入ったら異なる5人でプレーしている。毎晩一緒にプレーしてきたわけじゃないから、そこで上質なケミストリーを期待してはいけない。今は自分たちのディフェンスを信じることだね。それがこのチームに勝利をもたらしてくれるんだ」

 右アキレス腱炎と右ふくらはぎの張りで欠場しているデイビスは今月下旬、重度の右足首捻挫のレブロンは5月上旬に復帰を予定しているため、レイカーズとしてはまだしばらく苦しい期間が続くものの、フルメンバーさえ揃えばリーグ屈指の豪華戦力であるのは間違いない。

 ドラモンドだけでなく、デニス・シュルーダーやハレル、カイル・クーズマといった若手選手たちを中心に我慢の期間を戦い抜き、終盤戦へ向けてケミストリーを高めていきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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