そのほかにもジャマイカル・グリーンが17得点、アーロン・ゴードンが16得点、９リバウンド、ＰＪ・ドジャーが15得点、３スティールとそれぞれがステップアップ。マレーに代わって先発入りしたモンテ・モリスも11得点を奪った。

　今後、ナゲッツはバックコートの選手層を厚くするべく、オースティン・リバースやトロイ・ダニエルズ、ジェラルド・グリーンといったフリーエージェントと10日間契約を結ぶことになるだろうと地元メディア『THE DENVER POST』が報じている。
  　しかし現実的に見て、やはりマレーの離脱はナゲッツにとって大きな痛手。ヨキッチの獅子奮迅の働きだけでプレーオフを勝ち上がれるほどウエストは甘くない。昨年のマレーのように、ポーターJr.やゴードン、モリス、ウィル・バートンといった選手たちが台頭し、大黒柱をサポートしていくことがマストとなる。

文●秋山裕之（フリーライター）