「ネッツが健康体なら、イーストのライバルたちと比べてもタレントの差は大きい。しかしフィラデルフィアやミルウォーキー、マイアミなどのチームは、結束力があり、重要な局面でどの選手を頼ればいいかわかっている。またディフェンス面でも、ネッツは相手のサイズへの対応力が必要だ」

「イーストの他のチームは、ネッツとの戦力差を埋めるためにコート上で一体となる必要がある。そしてネッツは、レギュラーシーズンで“ビッグ３とのプレー”をほとんど経験できなかった事実に、ポストシーズンで直面することになるだろう」
  　やはりここでも、ネッツにはイーストの他の強豪と比べてケミストリーが不足していること、そして相手の強力なビッグマン勢に立ち向かえる人材がいないことが指摘されている。

　はたしてネッツは、これらの問題点を跳ね除け、悲願の初優勝を成し遂げることができるのか。それとも彼らの指摘通り、夢半ばで散ってしまうのか。プレーオフ開幕まで、あと１か月を切っている。

構成●ダンクシュート編集部

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