一方のクリッパーズは、カワイ・レナードが26得点、10リバウンド、５アシスト、４スティールと攻守で躍動。またポール・ジョージが23得点、６リバウンド、５アシスト、ラジョン・ロンドは11得点、４アシスト、ニコラ・バトゥームが11得点、７リバウンド、パトリック・ベバリーも10得点をマークした。

　初戦を落としたものの、レナードは「僕らの気持ちは依然として高く、自分たちのことを信じている。（プレーオフでは）簡単なことなんてないのさ」と前を向き、ジョージも「このチームならここから挽回できる。今日は悪いプレーをたくさんしてしまった。でも自分たちが上手くプレーしている時は良い流れだった。それを（レギュレーションの）48分間を通じてやらなきゃいけないということ」とコメント。両エースは次戦に向けて切り替えていた。
  　シリーズはまだ始まったばかり。25日に行なわれる第２戦、そしてそれ以降も、両チームの７戦に及ぶ戦いは続いていく。ドンチッチ擁するマブズに対し、クリッパーズがどのような策を講じてくるのか気になるところだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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