全盛期のウィルキンスとの対戦はレギュラーシーズンでもあまりなく、プレーオフでの初顔合わせもウィルキンスのキャリア晩年、ボストン・セルティックスに在籍していた1995年。この時はシャック率いるマジックが3勝1敗で勝利を収めている。またロビンソンとはレイカーズ時代に4度プレーオフで激突したが、それ以上に思い出深いのが1994年の得点王争い。シーズン最終戦を前にシャックがわずか0.05点差で首位に立っていたが、ロビンソンがその最終戦で71得点を叩き出し逆転。シャックは68得点をあげれば再逆転が可能だったが、結局32得点に終わり、タイトル奪取はならなかった。
いずれもNBA史に名を残すレジェンドたちで、シャックが対戦時に恐怖を感じたのも無理はない。しかしそれらの試練を乗り越え、シャックは歴代屈指の支配的なセンターとしての称号を獲得した。そして今度は逆に、下の世代に恐れられる存在となったのだ。
構成●ダンクシュート編集部
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