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NBA

八村塁の開幕スタメンはほぼ確実!「ルイは中心の一人」とブルックスHCも太鼓判

秋山裕之

2019.10.21

シクサーズ戦では12年のキャリアを誇るホーフォード(42番)とマッチアップ。今後もベテランとの対戦で真価が問われることに。(C)Getty Images

シクサーズ戦では12年のキャリアを誇るホーフォード(42番)とマッチアップ。今後もベテランとの対戦で真価が問われることに。(C)Getty Images

 したがって、八村はプレシーズンでも見せたように、ビールと2メンゲームを繰り出す機会も多いだろう。そして積極的にショットを放つなど、スコアリングの役割を求められることは十分に想像できる。

「強豪チーム相手によく戦った。相手のサイズは関係ないんだ。オールスター選手が何人いるかも関係ない。相手が誰であれ、しっかりやることが大事。ルイはその中心の1人。毎試合、全力でやってくれている。ショットが落ちる日もあるし、決まる日もある。それがバスケットボールというものだ」

 フィラデルフィア・セブンティシクサーズとのプレシーズン最終戦に快勝後、ブルックスHCがチームの日本語版公式ツイッターへこのようにコメントしていたことからも、八村がウィザーズの主力を務めることは当確と言っていいだろう。
 とはいえ、プレシーズンの4試合ですべてが順調だったわけではない。最初の2戦(ニューヨーク・ニックス戦と中国の広州ロングライオンズ戦)はフィールドゴール50%(8/16)、フリースロー75%(6/8)と上々の数字を残していたものの、ベテラン選手とのマッチアップとなったミルウォーキー・バックス戦、シクサーズ戦ではスコアリング面で苦戦していたからだ。

 バックス戦ではアーサン・イリャソワ、シクサーズ戦ではトバイアス・ハリスやアル・ホーフォードといったNBAでも実績を積んだ実力者とマッチアップし、2試合を通じてフィールドゴール33.3%(7/21)と不発。フリースローもバックス戦で13%(1/8)と課題を残した。

 レギュラーシーズンでは82試合という長丁場をプレーするにあたり、若手から中堅、ベテランと、様々なタイプの選手とマッチアップしていくことになる。シュートタッチの面で好不調の波もあるだろうが、特にベテラン相手のマッチアップ時にどう対応していくかは課題の1つ。アジャストするまでに多少の時間を要することとなるだろう。
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