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NBA

八村塁が体感したプレーオフとレギュラーシーズンの違い「インテンシティだとかフィジカリティは…」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.05.25

 シリーズ初戦でハリスと最もマッチアップしたのが八村。28歳のフォワードは左ローポストで鮮やかなターンアラウンドジャンパーを決めるなど、約8分半の間に5得点を記録。そのほか、スイッチからダービス・ベルターンスやビール、ダニエル・ガーフォード相手にも点を積み重ねていった。

 ハリスは22日のプレーオフ初日に行なわれた4試合に刺激を受けたことを明かしている。

「昨日、僕はNBAの試合をいくつか観ていた。で、思ったんだ。『おいおい、全試合が本当に競っているじゃないか』ってね。どの試合も大差になっていないと感じたんだ。そこで僕は、プレーオフ全体で激しい戦いになっていくんだと思ってね」
 
 ウィザーズとシクサーズの第2戦は26日にフィラデルフィアで開催される。初戦でウィザーズはペイントエリアの得点で76-58と圧倒したものの、フリースローはウエストブルック、ビール、アレックス・レンしか放つことができず、試投数で15-33とシクサーズに大差をつけられた。

 また、チーム全体のフィールドゴール(49/88)のうち、ビールとウエストブルックで約半分となる40本を放っており、2枚看板を援護射撃していく必要がある。相手ディフェンスの的を絞らせないためにも、八村とベルターンスのさらなる奮起が求められる。

文●秋山裕之(フリーライター)

【PHOTO】攻守でアグレッシブに躍動!NBA1年目から存在感を放った八村塁の厳選ショット!
 
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