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NBA

ブッカーの“NEXTコビー論”に現役選手が異議「今の段階で比較するのは不公平」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.06.25

 コビーはキャリア4年目にシャックことシャキール・オニールとのデュオで初のチャンピオンシップを勝ち取り、そのまま3連覇を達成。その後2009、10年には自身が中心となって2連覇を成し遂げた。

 マッカラムとしては、コビーは誰もが憧れを抱くスーパースターであり、プレーオフへ初出場したばかりのブッカーを比較対象に挙げるのは時期尚早ということなのだろう。もっとも、マッカラムから見ても、コビーとブッカーには多くの共通点があるようだ。

「あの2人のゲームは多くの点で似ているとは思う。ものすごくスムーズで、それぞれのスキルを磨き上げているし、ブックはどこからでも得点できる。それにコビーのシューズを履いてプレーしているし、コビーのことを見て育ってきた。彼にはコビーと同じような練習への取り組みが見て取れるし、同じような不屈の精神を感じる」
 
 そしてプレーオフに入ってからも得点を量産するブッカーについて、マッカラムは「暗殺者のようなメンタリティがあることを示している。サイレントキラーだ」、「彼は今、チャンピオンシップを勝ち取るポテンシャルを持つ位置にいる。彼のゲーム、あの積極果敢なアタックにはリスペクトしているよ」と称賛の言葉を送っている。

 もっとも、現時点ではチームをカンファレンス・ファイナルへと導いた段階であり、優勝を成し遂げたわけではない。「もし彼がキャリアの早いうちにチャンピオンシップを手に入れることができるなら、(コビーと)比較される位置に入り込むことができるだろう。それが適切なタイミングなんじゃないかな」と、マッカラムは付け加えた。

 6月24日(日本時間25日)に行なわれたシリーズ第3戦。サンズはポールが復帰したものの、ブッカーは前戦で鼻骨を骨折したことによりフェイスマスクを着用した影響もあったのか、フィールドゴール成功率23.8%(5/21)の15得点と沈黙し、チームも92-106で敗戦。プレーオフ最少得点に終わったブッカーが、今後のキャリアでレジェンドと並ぶ存在になるには、ここからの奮起が不可欠。26日(同27日)の第4戦で復調できるか、そのパフォーマンスに注目だ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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