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NBA

サンズの“28年前の大黒柱”バークレーが優勝を逃した当時の敗因を語る「第1戦ですべてが決まった」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.07.09

「最悪のスタートを切ってしまったのが主な理由だ。俺たちは良いプレーをする準備ができていなかった。とにかく第1戦は反応が鈍かった。(アリーナの)ライトがまぶし過ぎるくらいにね。あれが俺たちの唯一のバッドゲームだった。ほかのゲームでは本当に良いプレーをしたが、第1戦が悪すぎた。

 俺はそれ以前にも大きな舞台を経験していたが、チームのほかの連中はそういった経験がなかった。正直、もっとしっかり準備しておくべきだったし、もっとアグレッシブであるべきだったと感じた。実際、マイケル(ジョーダン)はドキュメンタリー(ザ・ラストダンス)で、(1991年に)最初に優勝した際、レイカーズ相手に初戦を落として同じようなことを言っていた」
 
 短期決戦における初戦の重要性はほかのスポーツでも言われる部分で、バークレーは「第1戦ですべてが決まった。技術的な面で言えば、すべてのゲームは同じように重要だけど、第1戦がどのようにその後を左右するのか、大きな意味を持つのかは明らかだ」と語った。

 彼の言葉に倣えば、強敵ミルウォーキー・バックスを初戦で118-105と下し、第2戦にも勝利した今季のサンズは、悲願の初優勝の準備が整っていると言えそうだが、はたして。

構成●ダンクシュート編集部
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