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NBA

【NBAファイナル】サンズがホームで2連勝!アデトクンボに42得点を許すも、計20本の3ポイントで跳ね除ける<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2021.07.09

サンズがホームで連勝。バックスのアデトクンボ(左)が42得点、ブッカー(右)が31得点と両エースが躍動した。(C)Getty Images

サンズがホームで連勝。バックスのアデトクンボ(左)が42得点、ブッカー(右)が31得点と両エースが躍動した。(C)Getty Images

 7月8日(日本時間9日)、フェニックス・サンズとミルウォーキー・バックスによるNBAファイナル第2戦が行なわれ、サンズが118-108で勝利。ホームで連勝を飾り、シリーズ成績を2勝0敗とした。

 序盤はバックスがリードを奪う展開。ヤニス・アデトクンボのダンクで幕を開けると、ドリュー・ホリデーらも続き、第1クォーターを29-26で終える。しかし第2クォーター、サンズが一気にギアを上げ、主導権を掌握。残り8分49秒のクリス・ポールの得点を皮切りに、ミカル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ディアンドレ・エイトンの連続得点で逆転に成功し、56-45で試合を折り返した。

 後半、劣勢のバックスは、アデトクンボが第3クォーターだけで20得点の固め打ちを披露。これはファイナルの単一クォーターの得点としては1993年のマイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ/22得点)以来の記録で、20点超えは史上4人目という歴史的パフォーマンスだった。
 
 それでもサンズはポールとデビン・ブッカーの両エースが要所でジャンパーを沈め、2桁のリードを確保。第4クォーターも3本の3ポイントを決めたブッカーや終盤のフリースローを決め続けたブリッジズらの活躍で、最後までリードを渡さず。ホームで盤石の勝利をあげた。

 球団初優勝まであと2勝としたサンズは、7本の3ポイントを沈め31得点をあげたブッカーを筆頭に、先発全員が2桁得点。ブリッジズがプレーオフ自己最多の27得点、7リバウンド、ポールが23得点、8アシストを記録したほか、チーム全体でプレーオフ球団記録となる20本の3ポイントを成功させた(試投40本/成功率50%)。

 一方のバックスはアデトクンボが42得点、12リバウンド、3ブロックの活躍を見せるも、後半は1度もリードを奪えず完敗。3人が20点超えを記録したサンズに対し、チーム2位のホリデーはFG7/21の17得点、クリス・ミドルトンはFG5/16の11得点に終わった。

 第3戦は11日(同12日)、ミルウォーキーに舞台を移して行なわれる。

構成●ダンクシュート編集部
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