アデトクンボがアタックモードに入ったことで、サンズはエイトンやウラウダーがファウルトラブルに陥っただけでなく、スイッチから小柄な選手相手にも容赦なく加点。劣勢の場面でもバックスをオフェンス面で支え続けた。
「誰があの男をストップできるのか私には分からないね」。そう語ったロバートソンは、唯一互角に対峙できる選手として、ADことアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)を挙げた。
「1人だけ、ヤニスをガードできるサイズを持ち、正当なチャンスがあるのはレイカーズのADだと思うね。それ以外で、ヤニスに対して上手く対応できる選手はいないと私は見ている」
208cm・115kgのデイビスは、高さとパワー、恵まれたウイングスパンに加え、高い身体能力も兼備しており、ビッグマンだけでなくペリメーターの選手さえもガード可能なリーグ有数の存在。両者がプレーオフで激突したことはないものの、もし実現すれば実に楽しみなマッチアップとなりそうだ。
もっとも、26歳にしてNBAチャンピオンとファイナルMVPという称号を手にしたアデトクンボは、まだ選手として完成形ではない。来季以降、フリースローや3ポイントに磨きをかければさらにアンストッパブルな存在となるだけに、今後の成長にも期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「誰があの男をストップできるのか私には分からないね」。そう語ったロバートソンは、唯一互角に対峙できる選手として、ADことアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)を挙げた。
「1人だけ、ヤニスをガードできるサイズを持ち、正当なチャンスがあるのはレイカーズのADだと思うね。それ以外で、ヤニスに対して上手く対応できる選手はいないと私は見ている」
208cm・115kgのデイビスは、高さとパワー、恵まれたウイングスパンに加え、高い身体能力も兼備しており、ビッグマンだけでなくペリメーターの選手さえもガード可能なリーグ有数の存在。両者がプレーオフで激突したことはないものの、もし実現すれば実に楽しみなマッチアップとなりそうだ。
もっとも、26歳にしてNBAチャンピオンとファイナルMVPという称号を手にしたアデトクンボは、まだ選手として完成形ではない。来季以降、フリースローや3ポイントに磨きをかければさらにアンストッパブルな存在となるだけに、今後の成長にも期待したいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)