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NBA

八村塁が3本のダンクを含む16得点・8リバウンド!開幕2試合で見えた課題を修正し攻守で躍動

秋山裕之

2019.10.27

過去2試合のフィールドゴール成功率は4割を切っていたが、この日は57.1%(8/14)を記録。状況に応じてベストなプレーを選択し、高確率でネットを射抜いた。(C)Getty Images

過去2試合のフィールドゴール成功率は4割を切っていたが、この日は57.1%(8/14)を記録。状況に応じてベストなプレーを選択し、高確率でネットを射抜いた。(C)Getty Images

 迎えた第3クォーター。ウィザーズ最初のポゼッションで、八村は右ハイポストでボールをもらうと、ジャブステップでディフェンダーの反応を見てからジャンパーを選択。これが見事にゴールへと吸い込まれる。

 残り8分13秒には、八村がオルドリッジめがけてドライブで突進するシーンも。八村はスピンターンで交わしてショットを放とうとしたものの、ターンした瞬間にベテランのオルドリッジがボールをはたいて失敗。

 それでも、残り3分34秒に八村が再びスパーズのゴールを強襲。この試合から戦列復帰したアイザイア・トーマスが放った3ポイントがリングに弾かれると、右側から八村が跳び込んでプットバックダンクを押し込んでみせた。

 八村は第3クォーター終盤までコートに立ち、接戦の展開となった第4クォーターは6分39秒から再びコートへ。

 だが最後の12分間で八村がショットを放つことはなく、この日3ポイントが100%(5/5)と大当たりだったダービス・ベルターンスへアシストするのみに終わった。ゲームはビール、イシュ・スミス、トーマス、ベルターンスを軸にスパーズを攻めたてたものの、あと一歩及ばず122-124で惜敗。

 NBA史上最長記録に並ぶ22年連続プレーオフ出場を続けているスパーズに対し、八村は物怖じせずに“普段どおり”のプレーを披露。ビール(3826秒)に次ぐチーム2位の3758秒間出場し、16得点、8リバウンド、3アシスト、1スティール、1ブロックをマークした。
 
 フィールドゴールは57.1%(8/14)という高確率で決めたほか、過去2試合でブロックの餌食になったことを受け、リング下のフィニッシュ時にリリースする瞬間までボールを両手でプロテクトしてブロックを回避するアジャストを見せていた。

 また、長い腕を駆使してマッチアップ相手の視界を遮断する動きも継続しており、第3クォーター残り8分34秒にはリング下でブリン・フォーブスがノーマークになるも、八村が両手を上げたまま近づき、ターンオーバー(トラベリング)を誘発。オフェンス一辺倒ではなく、チームプレーヤーとして攻守両面で奮戦していたことが光った。

 その一方で、これまでの2試合で7本放って成功ゼロの3ポイントは、この日も第3クォーター序盤にノーマークで1本放ってミス。自信を持って放っているものの、実戦で決め切れない状況が続いている。

 昨日のオクラホマシティ・サンダー戦の第3クォーター。残り約4分で、八村はノーマークの状況で左45度付近から3ポイントを2本連続でミスしていた。
 
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