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NBA

八村塁が3本のダンクを含む16得点・8リバウンド!開幕2試合で見えた課題を修正し攻守で躍動

秋山裕之

2019.10.27

ロケッツ戦ではフィジカルコンタクトに長けたタッカー(左)と、守護神のカペラ(右)のインサイドコンビをどう攻略するかがカギとなる。(C)Getty Images

ロケッツ戦ではフィジカルコンタクトに長けたタッカー(左)と、守護神のカペラ(右)のインサイドコンビをどう攻略するかがカギとなる。(C)Getty Images

 この時の状況について、『The Athletic』でウィザーズの番記者を務めるフレッド・カッツに「あの時、どんなことを考えてた?」と聞かれた八村は、「なんてこった。シュートしなきゃいけないじゃないか」と返答。

 これを聞いたカッツは、「今シーズンのルイで、最も好きなコメントだ」と自身のツイッターで強調していたのだが、こういった記者が喜ぶような言葉を発することができる点は、八村が持つユーモアセンスと言っていいだろう。

 スパーズ戦を終えたことで、ウィザーズは1勝2敗でアウェー3連戦を終了。その中で、昨季もプレーオフへ出場したスパーズ相手に2点差の接戦を演じたことは好材料と言っていい。

 最初の2戦が100得点、97得点だったことを考えると、スパーズ戦で残した122得点は向上の跡が見える。トーマスの復帰により、強力なベンチスコアラーを手にしたウィザーズは、30日(同31日)にホーム開幕戦でヒューストン・ロケッツを迎え撃つこととなる。

 ジェームズ・ハーデンとラッセル・ウエストブルックという超強力なMVPデュオを擁するロケッツは、マイク・ダントーニ・ヘッドコーチ(HC)が「6秒以内でショットを放つことを目指している」と語ったように、ハイペースなオフェンスが売りのチームだ。
 
 ロケッツ戦で八村は、PJ・タッカーとマッチアップすることが予想される。198㎝のタッカーは、この3試合で八村が対戦してきた選手たちより身長こそ低いものの、フィジカルコンタクトに長け、粘り強いディフェンスが持ち味の好選手。34歳のベテラン相手にインサイドで当たり負けせずにショットを決め切ること、そしてリムプロテクターとして君臨するクリント・カペラのカバーディフェンスをどれだけかいくぐることができるかが、ロケッツ戦のポイントだ。

 同時に、ロケッツはスイッチを多用して自チームに有利なマッチアップを作り出すことから、ハーデンやウエストブルック、エリック・ゴードンといった得点力に秀でた選手とマッチアップするシーンも出てくる。ファウルトラブルに陥ることなく、冷静に対処することができるかも、ロケッツ戦における見どころになるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
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