8月23日(日本時間24日)に『USA TODAY Sports』へ掲載された記事の中で、ベイズモアはレブロンについて「俺がカレッジにいた頃から彼はリーグにいた。俺はずっと、彼と対決したかった。彼とマッチアップしたかったんだ」とコメント。しかし対戦を重ねるうちにレブロンという男の恐ろしさを思い知ったという。
「アトランタへ加入した最初の年に、俺はイースタン・カンファレンス・ファイナルで彼と対決するチャンスを手にしたんだ。そこで彼がどれだけ他とは一線を画すビーストなのかということを思い知らされたのさ。彼をガードすることによって、睡眠時間さえも失われたんだ」
2015年のイースト決勝は、レブロン率いるクリーブランド・キャバリアーズと球団史上最多の60勝をあげたホークスによる対戦となった。キャブズはケビン・ラブが肩のケガのためプレーオフ絶望となり、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)もヒザを痛めたことで2試合のみの出場で平均13.0点、5.5アシストと満身創痍の状況だった。
対するホークスはアル・ホーフォード(現ボストン・セルティックス)、ポール・ミルサップ、ジェフ・ティーグ(ともに現無所属)のオールスター組を中心に、対レブロンとしてデマーレイ・キャロル(現無所属)とベイズモアを送り込んだのだが、結果はまさかの4連敗。
レブロンはシリーズ平均30.3点、11.0リバウンド、9.3アシストと八面六臂の働きでホークスを寄せ付けず、復帰1年目のキャブズをNBAファイナルへと導いたのである。
NBAキャリア9シーズン目となった昨季、ベイズモアは古巣ウォリアーズで平均7.2点、3.4リバウンド、1.6アシスト、1.03スティールに自己最高となる3ポイント成功率40.8%をマーク。今季は公式戦でレブロンと対決することはないが、練習時にはマッチアップする機会もあるだろう。そのなかでリーグ最高級の頭脳を持つキングから学ぶことは多いだけに、選手としてさらなる成長のチャンスをものにしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「アトランタへ加入した最初の年に、俺はイースタン・カンファレンス・ファイナルで彼と対決するチャンスを手にしたんだ。そこで彼がどれだけ他とは一線を画すビーストなのかということを思い知らされたのさ。彼をガードすることによって、睡眠時間さえも失われたんだ」
2015年のイースト決勝は、レブロン率いるクリーブランド・キャバリアーズと球団史上最多の60勝をあげたホークスによる対戦となった。キャブズはケビン・ラブが肩のケガのためプレーオフ絶望となり、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)もヒザを痛めたことで2試合のみの出場で平均13.0点、5.5アシストと満身創痍の状況だった。
対するホークスはアル・ホーフォード(現ボストン・セルティックス)、ポール・ミルサップ、ジェフ・ティーグ(ともに現無所属)のオールスター組を中心に、対レブロンとしてデマーレイ・キャロル(現無所属)とベイズモアを送り込んだのだが、結果はまさかの4連敗。
レブロンはシリーズ平均30.3点、11.0リバウンド、9.3アシストと八面六臂の働きでホークスを寄せ付けず、復帰1年目のキャブズをNBAファイナルへと導いたのである。
NBAキャリア9シーズン目となった昨季、ベイズモアは古巣ウォリアーズで平均7.2点、3.4リバウンド、1.6アシスト、1.03スティールに自己最高となる3ポイント成功率40.8%をマーク。今季は公式戦でレブロンと対決することはないが、練習時にはマッチアップする機会もあるだろう。そのなかでリーグ最高級の頭脳を持つキングから学ぶことは多いだけに、選手としてさらなる成長のチャンスをものにしたいところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)