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NBA

カリーがNFLスーパースターから得た教訓。長くプレーする秘訣は「いつでもその瞬間を生きるということ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.08.27

 今季で13年目に突入するカリーは、3度のNBA制覇、2度のシーズンMVPをはじめ、オールスターとオールNBAチームにそれぞれ7度選ばれるなど着実に実績を残しており、3ポイントでバスケットボールを変えたゲームチェンジャー(変革者)として世界中に多大な影響を与えてきた。

 今夏には自身2度目となる総額2億ドル(約218億円)超えの超巨額契約を締結し、ウォリアーズ一筋でNBAキャリアを全うすることが確実視されている。

「これまでの12年間で自分がやってきたこと全てを振り返ってみると、なんだかめちゃくちゃ凄いことのように思うね。あと5年もベイで過ごすと、僕は38歳になる。自分のキャリアでベストを尽くしていきたいね」

 カリーは8月4日に『The Athletic』へそう話しており、少なくとも契約下にある2026年までは一線級でプレーしていたいと意気込んでいた。
 
 キャリア初期には足首のケガに悩まされ、一昨季は左手骨折、昨季は尾てい骨を痛めるなど、数々のケガを経験してきたカリーが、今後5年間を長期欠場なくプレーし続けることができるかは誰にも分からない。

 それでもカリーは「大事なのは今、目の前のことにフォーカスすること。早送りしたりもしないし、自分にプレッシャーをかけすぎないようにしていくさ」と、ブレイディの教えを胸に刻んでいる。

「今、そして将来に備えて自分自身にできることを全てこなしていく。この瞬間を生きていくことが、そこ(5年後)へとたどり着くための一部になっていくんだ。でもね、これから先の12か月間も楽しみにしているよ」

 NBA全体で見てもベテランの部類に入っているカリーだが、磨き抜かれたシュート力は依然として相手チームにとって脅威だ。今季はバックコートの相棒クレイ・トンプソンとの共演も3シーズンぶりに実現する可能性があることから、昨季と同等、いやそれ以上にリーグを席巻してくれると期待したいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
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