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NBA

【名作シューズ列伝】東京五輪でデュラントが着用予定も、延期で“幻のモデル”になった「KD13 EP」

西塚克之

2021.09.07

タン部分には「KEVIN DURANT No.7」の文字が入っている。

タン部分には「KEVIN DURANT No.7」の文字が入っている。

 機能面はフルレングスのNike Air Zoom、フロント部分に搭載された第2のZoom Airユニットがエネルギーリターンを実現。アッパーは4方向の動きに高い伸縮性を発揮する「QUAD AXIAL FLYWIRE」を採用しています。



 BOXは非常に上品な仕上がりで、全体がホワイトに近いグレー、上蓋にはシルバーで「KEVIN DURANT No.7」がプリントされています。側面のオートグラフと「kd」ロゴも必要最低限で、五輪モデル特有の押しの強さはありません。
 
 ただご存知の通り、20年の五輪は新型コロナによって延期になり、「KD13 EP」は“幻のモデル”になってしまいました…。



 ちなみに今夏にデュラントは、通常の「KD14」を着用しました。直前まで開催が不透明で、昨年の二の足を踏みたくなかったというブランドの意図は理解できます。



 それでもスペシャルモデルが少なかった今大会は、コレクターとして一抹の寂しさを感じました。

文●西塚克之

【著者プロフィール】
西塚“DUKA”克之/日本相撲協会公式キャラクター「ハッキヨイ!せきトリくん」の作者として知られる人気イラストレーター。入手困難なグッズやバッシュを多数所有する収集家でもあり、インスタグラム(@dukas_cafe)では、自身のシューズコレクションを公開中。ダンクシュートでは名作シューズ列伝『SOLE&SOUL』を連載している。

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