昨プレーオフ、ニックスの本拠地マディソンスクエア・ガーデン(MSG)に集まり、大声援を送っていたファンへ向かって、ヤングは両腕をクロスさせながら擦り「全然熱狂的じゃないじゃないか」と挑発したり、決勝弾を沈めた後にアウェーの観客へお辞儀をするなど、レジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ)を彷彿させるようなジェスチャーでニックスファンを苛つかせていた。
シクサーズのファンにとっても、チャンピオンシップ獲得に向けてプレーオフで好発進しながら、思わぬ伏兵の前に敗れたのだから、その主砲であるヤングを嫌っても決して不思議ではない。
ただ、ヤングはヒール役を楽しんで演じている節もある。アウェーゲームで大ブーイングを浴びれば、それを黙らせるべくモチベーションを高めて返り討ちにしてしまう可能性があるだけに、毎回ブーイングで攻め立てるのは得策とは言えないかもしれない。
はたして、昨季のプレーオフで一気に名を上げたヤング率いるホークスは、今季もイースト上位の戦績を残し、ポストシーズンを勝ち上がることができるのか。今季初戦は21日のダラス・マーベリックス戦。ヤングとルカ・ドンチッチという、2018年のドラフト組で最高の出世頭たちがシーズン初戦で激突するのだから、盛り上がること間違いなしだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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シクサーズのファンにとっても、チャンピオンシップ獲得に向けてプレーオフで好発進しながら、思わぬ伏兵の前に敗れたのだから、その主砲であるヤングを嫌っても決して不思議ではない。
ただ、ヤングはヒール役を楽しんで演じている節もある。アウェーゲームで大ブーイングを浴びれば、それを黙らせるべくモチベーションを高めて返り討ちにしてしまう可能性があるだけに、毎回ブーイングで攻め立てるのは得策とは言えないかもしれない。
はたして、昨季のプレーオフで一気に名を上げたヤング率いるホークスは、今季もイースト上位の戦績を残し、ポストシーズンを勝ち上がることができるのか。今季初戦は21日のダラス・マーベリックス戦。ヤングとルカ・ドンチッチという、2018年のドラフト組で最高の出世頭たちがシーズン初戦で激突するのだから、盛り上がること間違いなしだろう。
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