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「どうして私が入っていないんだ?」75周年チームから漏れたレジェンドが「傷ついた」胸中を吐露<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2021.10.27

 イングリッシュはナゲッツで9年連続プレーオフ出場を果たしており、1985年にはカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった実績もある。さらに本人が語ったように、1980年代のリーグで最も得点を量産したスコアラーだったのだから、不満はなおさらだろう。
 
 今から75周年記念チームのメンバーを入れ替えることはできない。そのため、イングリッシュがNBA史において“一握りの偉大な選手たち”の仲間入りを果たすためには、創設100シーズン目の発表が予想される“100周年記念チーム”まで待たなければならない。

 もしかすると、ドミニクやマッカドゥーと比較した時、イングリッシュは派手さに欠けていたために選考から漏れてしまったのかもしれない。それでも、独特の間合いから高精度なミドルレンジジャンパーを効果的に沈めるその姿は、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)やカワイ・レナード(クリッパーズ)を彷彿とさせるものがあるだけに、彼らが活躍を続けることで、今後イングリッシュの選手としての評価が上がる可能性はあるのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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