3位:24連勝(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/2015-16シーズン)
ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだこのシーズンは、エースのステフィン・カリーの爆発的な活躍でシーズン歴代最多となる73勝。25試合目のミルウォーキー・バックスに敗れて連勝は止まったが、開幕戦からの連勝記録となると、この24連勝が歴代ナンバー1だ。ちなみに前年は4連勝でレギュラーシーズンを終えており、これをカウントすると28連勝だった。
そしてこれは、2015年1月から16年3月まで続いた、当時の本拠地オラクル・アリーナでのホーム54連勝の一部でもある。
このシーズンは402本の3ポイントシュート決め、レギュラーシーズンで平均30.1点をマークして得点王となったカリーが、満票でシーズンMVPに選出されたことでも話題に。ただウォリアーズは、ファイナルでレブロン、カイル・アービングらを擁するクリーブランド・キャバリアーズに3勝1敗から逆転負けを喫し、連覇は叶わなかった。
2位:27連勝(マイアミ・ヒート/2012-13シーズン)
今世代での最高記録が、レブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3を擁したヒートの27連勝だ。前年にチャンピオンとなったこのチームに、名シューターのレイ・アレンも加わり強烈な布陣を完成させ、シーズンでは66勝16敗の球団記録を達成。
サンアントニオ・スパーズとのファイナルでは、そのアレンの起死回生の3ポイントもあって7戦に及ぶ激闘を制して、連覇を成し遂げた。ちなみに連勝をストップしたのは、現在のチームでエースを務めるジミー・バトラーが当時在籍していたシカゴ・ブルズだった。
1位:33連勝(ロサンゼルス・レイカーズ/1971-72シーズン)
おそらく今後も破られることはないであろうと言われているのが、かの、ウィルト・チェンバレンが、キャリアの晩年を過ごしたレイカーズの記録。
チェンバレンといえば、1試合100得点、14年間のNBAキャリアで得点王7回、リバウンド王11回。レギュラーシーズンの平均30.1点はマイケル・ジョーダンに次ぐ歴代2位で、平均22.9リバウンドはいまだ破られていないレジェンド中のレジェンドだ。
連勝記録が生まれた1971-72シーズンは、35歳だったチェンバレンにとって、NBAに別れを告げる1年前だったが、レギュラーシーズンでは全82試合に出場し、平均18.6本で自身10回目のリバウンド王に輝いている。
このシーズンは、元セルティックスのガード、ビル・シャーマンがヘッドコーチに就任した初年度だった。彼らの連勝はバックスに止められたが、チームはジェリー・ウエスト、ゲイル・グッドリッチら充実した戦力を擁し、69勝13敗でレギュラーシーズンを終えると、ニューヨーク・ニックスとのファイナルも5戦で決着をつけ、見事チャンピオンに輝いた。
近年ではヤニス・アデトクンボを擁する2019-20シーズンのバックスが18連勝を達成。今回のサンズはそれに並ぶ結果となった。なお、TOP5入りしている5チームは、07-08シーズンのロケッツ以外はファイナル進出を果たしている。
文●小川由紀子
ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだこのシーズンは、エースのステフィン・カリーの爆発的な活躍でシーズン歴代最多となる73勝。25試合目のミルウォーキー・バックスに敗れて連勝は止まったが、開幕戦からの連勝記録となると、この24連勝が歴代ナンバー1だ。ちなみに前年は4連勝でレギュラーシーズンを終えており、これをカウントすると28連勝だった。
そしてこれは、2015年1月から16年3月まで続いた、当時の本拠地オラクル・アリーナでのホーム54連勝の一部でもある。
このシーズンは402本の3ポイントシュート決め、レギュラーシーズンで平均30.1点をマークして得点王となったカリーが、満票でシーズンMVPに選出されたことでも話題に。ただウォリアーズは、ファイナルでレブロン、カイル・アービングらを擁するクリーブランド・キャバリアーズに3勝1敗から逆転負けを喫し、連覇は叶わなかった。
2位:27連勝(マイアミ・ヒート/2012-13シーズン)
今世代での最高記録が、レブロン・ジェームズ、ドゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグ3を擁したヒートの27連勝だ。前年にチャンピオンとなったこのチームに、名シューターのレイ・アレンも加わり強烈な布陣を完成させ、シーズンでは66勝16敗の球団記録を達成。
サンアントニオ・スパーズとのファイナルでは、そのアレンの起死回生の3ポイントもあって7戦に及ぶ激闘を制して、連覇を成し遂げた。ちなみに連勝をストップしたのは、現在のチームでエースを務めるジミー・バトラーが当時在籍していたシカゴ・ブルズだった。
1位:33連勝(ロサンゼルス・レイカーズ/1971-72シーズン)
おそらく今後も破られることはないであろうと言われているのが、かの、ウィルト・チェンバレンが、キャリアの晩年を過ごしたレイカーズの記録。
チェンバレンといえば、1試合100得点、14年間のNBAキャリアで得点王7回、リバウンド王11回。レギュラーシーズンの平均30.1点はマイケル・ジョーダンに次ぐ歴代2位で、平均22.9リバウンドはいまだ破られていないレジェンド中のレジェンドだ。
連勝記録が生まれた1971-72シーズンは、35歳だったチェンバレンにとって、NBAに別れを告げる1年前だったが、レギュラーシーズンでは全82試合に出場し、平均18.6本で自身10回目のリバウンド王に輝いている。
このシーズンは、元セルティックスのガード、ビル・シャーマンがヘッドコーチに就任した初年度だった。彼らの連勝はバックスに止められたが、チームはジェリー・ウエスト、ゲイル・グッドリッチら充実した戦力を擁し、69勝13敗でレギュラーシーズンを終えると、ニューヨーク・ニックスとのファイナルも5戦で決着をつけ、見事チャンピオンに輝いた。
近年ではヤニス・アデトクンボを擁する2019-20シーズンのバックスが18連勝を達成。今回のサンズはそれに並ぶ結果となった。なお、TOP5入りしている5チームは、07-08シーズンのロケッツ以外はファイナル進出を果たしている。
文●小川由紀子