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NBA

田臥勇太×渡邊雄太の歴史的対談がついに実現!日本人NBA選手の道を切り開いた“2人のユウタ”が大いに語る<DUNK SHOOT>

ダンクシュート編集部

2022.01.25

日本人初のNBA選手となった田臥からの後押しに、渡邊は勇気づけられたという。(C)DUNKSHOOT(左),Getty Images(右)

日本人初のNBA選手となった田臥からの後押しに、渡邊は勇気づけられたという。(C)DUNKSHOOT(左),Getty Images(右)

田中:その後、渡邊選手がNBAに行くにあたって、田臥選手に相談をされたとお聞きしました。

渡邊:僕の父親が勇太さんとお電話をさせていただいて、その時に凄く後押ししてくださって。アメリカに行くことはもう決めていたのですが、反対する声もたくさんありました。そのなかで勇太さんが背中を押してくれたことに、凄く勇気づけられましたね。

田中:田臥選手は当時のことを覚えていますか?

田臥:鮮明に覚えています。僕はその時はオフでアメリカにいたんですが、国際電話でお父様と電話をさせていただいて。僕は雄太を応援したい一心だったので、ぜひアメリカに行かせてあげてください、頑張らせてあげてくださいと後押しさせていただきました。

クリス:日本人初のNBA選手が後押ししてくれるのは相当大きいですよね。渡邊選手の世代になっても、海を渡るハードルは言語の部分なども含めて非常に高いですが、大きなバックアップになったと思います。
 
田中:本契約を勝ち取って迎えた初のシーズン、気持ちの変化は?

渡邊:意外と気持ち的には変わってないかなと。自信がついた分、余裕を持ってプレーできているというのはあるんですが、試合に臨むメンタルとかは1年目の時からしっかり持っていたつもりなので、そんなに変わらないかなと自分では思っています。

クリス:お客さんの煽り方は変わりましたよね?3ポイントを決めた後とか(笑)。

渡邊:(笑)

田中:田臥選手から見て、今の渡邊選手の活躍はいかがでしょうか?

田臥:素晴らしいの一言ですね。すべての試合を観ていますが、試合への準備や(出場してからの)プレーひとつひとつのこだわり、そして集中力も本当に素晴らしい。あとは彼が入ることでチームの流れも変わります。日本人選手、特に学生とかは本当に真似してほしいですね。

 これは(公式として)記録に取ってほしいくらいですが、リバウンドに行く回数だとか、ヘルプポジションへの意識とか、シュートコンテストに行く回数だとかはNBAでトップクラス、というか一番じゃないかなと思うくらい毎回意識してやっているので、それが本当に素晴らしいなと思いながらいつも観ていますね。

渡邊:もうめちゃくちゃ嬉しい。今後も絶対に続けます!
 

日本人NBA選手の道を切り開いた“2人のユウタ”の対談動画はこちらから!

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