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NBA

「今の彼は楽しめていない」ウィザーズOBがビールの精神状態を危惧「色んなことを考えすぎている」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.02.08

 そしてここ数年、毎年のようにビールにはトレードの噂が出ているのも事実。「彼はものすごく期待されているからね。私の見解ではあるけど、ここ4年間は毎年この時期に彼の名前が挙がっているんだ」とジェイミソンは指摘する。

 もしこの時点でウィザーズが上位をキープしていれば、ここまで話題になることはなかっただろう。だがこのままチームが八村やデニ・アブディヤ、キスパートといった若手を育てていくことにフォーカスするのであれば、再建にシフトすることも考えられる。

 ビールは来季契約がプレーヤーオプションのため、これを破棄すれば今季終了後に制限なしフリーエージェント(FA)となる。ウィザーズと超巨額なスーパーMAX契約を結ぶ可能性もあるが、何よりも勝利を欲する男が、ここ数年繰り返される球団の若手育成にどこまで付き合っていくのか。
 
 もっとも、ジェイミソンはビールが今後もウィザーズでプレーしていくだろうと予想する。

「僕らはブラッドのことが大好きだ。ブラッドがどこかへ行くとは思えない。彼は(ワシントン)D.C.を愛している。今彼はキャリアの中でも特別なステージにいるから、チャンピオンシップを勝ち取りたいんだ。それがもの凄く重要なことは私も理解している。それに彼がそのことに情熱を傾けていることも知っている」

 黒星先行の現状を打破すべく、ウィザーズはマイナーチェンジをするのか、それとも抜本的な大型トレードを断行するのか。事態を好転させるためには「ベテランのリーダーシップが必要」とジェイミソンが話したように、チームに何らかの“変化”が求められているのは確かだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)
 
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