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NBA

「レブロンともの凄く似ている」リバースHCがドンチッチと“キング”を比較「我々を翻弄していた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.02.07

マブズに逆転負けを喫したシクサーズ。リバースHCは相手エースのドンチッチ(左)とレブロン(右)の類似点を語った。(C)Getty Images

マブズに逆転負けを喫したシクサーズ。リバースHCは相手エースのドンチッチ(左)とレブロン(右)の類似点を語った。(C)Getty Images

 2月4日(日本時間5日、日付は以下同)に行なわれたフィラデルフィア・セブンティシクサーズとダラス・マーベリックスによる一戦は、アウェーのシクサーズが第2クォーター序盤に16点をリードする展開となった。

 マブズはクリスタプス・ポルジンギス、マキシ・クリーバーらビッグマン勢を欠いており、ジョエル・エンビード擁するシクサーズに苦しんでいたのだが、ゾーンディフェンスを効果的に活用したことが奏功。

「今シーズン、僕らはゾーンに対して何度か苦しんできた。あのディフェンスからアタックする方法を見つけないと。この試合の後も、間違いなく僕らは(ゾーンに)直面することになるからね」

 セス・カリーが試合後にそう語ったとおり、シクサーズはマブズの敷いたゾーンディフェンスにリズムを狂わされてしまい、エンビードの大暴れも実らず最終スコア98-107でマブズに逆転負けを喫した。
 
「今シーズンを通して、僕らはほとんどゾーンをやっていなかった。でもいざやってみると、凄くいいディフェンスができるんだ。今夜の僕らはまさにそれだった」

 マブズのルカ・ドンチッチはそう語り、イースタン・カンファレンスの上位チームから手にした逆転勝利を喜んだ。もっとも、オフェンス面でマブズを牽引したのはもちろんこの男だ。

 シクサーズが送り込んだマティス・サイブルやダニー・グリーンといった刺客たちをあざ笑うかのように、ペイントエリアからジャンパーやフローターをヒット。エンビードらがヘルプに来ようとドライブで突破、あるいはチームメイトを見つけて得点機会をクリエイトし、33得点、13リバウンド、15アシストで今季8度目のトリプルダブルをマークした。

 敵将ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、22歳の神童をレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)という現役最高級の選手と比較。

「彼は非常に大きい。彼に何度かブリッツ(ディフェンダーがボールマンに対してプレッシャーをかけつつ、突如もう1人のディフェンダーがダブルチームを仕掛けること)するのはいいんだが、彼には効かないようだ。レブロンともの凄く似ている」
 
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