【スモールフォワード】
レブロン・ジェームズ
1984年12月30日生。206cm・113kg
2003年ドラフト1位
キャリアスタッツ:1354試合、平均27.1点、7.5リバウンド、7.4アシスト
NBAのドラフト史上、最初に高校生で1位指名されたのは01年のクワミ・ブラウン。2人目が03年、セントビンセント・セントメリー高校のレブロン・ジェームズだった。
高校時代から未来のスーパースターと話題をさらい、それが過大評価でなかったことを、クリーブランド・キャバリアーズに入団した1年目から証明。平均20.9点とそれまでの高卒選手の記録を軽々と破り新人王を受賞すると、5年目の07-08シーズンには30.0点で得点王になった。
翌年からの5年間で4度リーグのMVPに輝き、マイアミ・ヒート移籍後の12、13年に2連覇を達成。15年にキャブズへ復帰し、翌16年に球団初の栄冠をもたらすと、20年にはレイカーズでPGを務めてリーグ最多の10.2アシスト、3球団で頂点を極める偉業を成し遂げた。
通算得点は史上3位、早ければ来季にもカリーム・アブドゥル・ジャバーのNBA記録を塗り替えるだろう。“GOAT(史上最高の選手)”かどうかは議論の余地があっても、最高のドラフト1位選手であるのは間違いない。
【パワーフォワード】
ティム・ダンカン
1976年4月25日生。211cm・113kg
1997年ドラフト1位
キャリアスタッツ:1392試合、平均19.0点、10.8リバウンド、3.0アシスト
90年代には、有力選手は4年間大学に通わず、アーリーエントリーしてドラフトに臨むのが通例になっていた。ウェイクフォレスト大のダンカンも、2年生時ですでに1位指名候補に挙がる存在だった。だが、学業優先の姿勢を貫き、大学で4年を過ごしたのち、97年ドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団した。
その時点でもう完成された選手であり、平均21.1点、11.9リバウンド、2.51ブロックの成績で新人王に選ばれた。以後8年連続で平均20点・10リバウンド・2ブロックと無類の安定感を誇り、2002、03年に2年連続でシーズンMVP。スパーズを5度の優勝に導き、3度のファイナルMVPを手にした。
性格もプレースタイルも派手さとは無縁で「退屈な選手」と謗りを受けたこともあったが、「玄人受けする選手」という形容の方が的を射ている。前述のように、かつて1位指名は大半がPF/センターだったので、ほかにもエルビン・ヘイズやクリス・ウェバー、現役のアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)ら多くの名選手がいる。
レブロン・ジェームズ
1984年12月30日生。206cm・113kg
2003年ドラフト1位
キャリアスタッツ:1354試合、平均27.1点、7.5リバウンド、7.4アシスト
NBAのドラフト史上、最初に高校生で1位指名されたのは01年のクワミ・ブラウン。2人目が03年、セントビンセント・セントメリー高校のレブロン・ジェームズだった。
高校時代から未来のスーパースターと話題をさらい、それが過大評価でなかったことを、クリーブランド・キャバリアーズに入団した1年目から証明。平均20.9点とそれまでの高卒選手の記録を軽々と破り新人王を受賞すると、5年目の07-08シーズンには30.0点で得点王になった。
翌年からの5年間で4度リーグのMVPに輝き、マイアミ・ヒート移籍後の12、13年に2連覇を達成。15年にキャブズへ復帰し、翌16年に球団初の栄冠をもたらすと、20年にはレイカーズでPGを務めてリーグ最多の10.2アシスト、3球団で頂点を極める偉業を成し遂げた。
通算得点は史上3位、早ければ来季にもカリーム・アブドゥル・ジャバーのNBA記録を塗り替えるだろう。“GOAT(史上最高の選手)”かどうかは議論の余地があっても、最高のドラフト1位選手であるのは間違いない。
【パワーフォワード】
ティム・ダンカン
1976年4月25日生。211cm・113kg
1997年ドラフト1位
キャリアスタッツ:1392試合、平均19.0点、10.8リバウンド、3.0アシスト
90年代には、有力選手は4年間大学に通わず、アーリーエントリーしてドラフトに臨むのが通例になっていた。ウェイクフォレスト大のダンカンも、2年生時ですでに1位指名候補に挙がる存在だった。だが、学業優先の姿勢を貫き、大学で4年を過ごしたのち、97年ドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団した。
その時点でもう完成された選手であり、平均21.1点、11.9リバウンド、2.51ブロックの成績で新人王に選ばれた。以後8年連続で平均20点・10リバウンド・2ブロックと無類の安定感を誇り、2002、03年に2年連続でシーズンMVP。スパーズを5度の優勝に導き、3度のファイナルMVPを手にした。
性格もプレースタイルも派手さとは無縁で「退屈な選手」と謗りを受けたこともあったが、「玄人受けする選手」という形容の方が的を射ている。前述のように、かつて1位指名は大半がPF/センターだったので、ほかにもエルビン・ヘイズやクリス・ウェバー、現役のアンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ)ら多くの名選手がいる。