ハーデンは「俺はただ、相手のピック&ロールに対するディフェンスを読んでプレーメークしているだけさ」と語るとともに、「このチームは俺がそこまでやらなくても十分なタレントが揃っている。その時が来たらやってみせる準備はできている」と自信も見せている。
実際、シクサーズ加入後は速攻での素早いパス回しやハーフコートの2メンゲーム、あるいはシューター陣へ鋭いキックアウトで何度も得点機会を演出。今季のMVP候補で、初のNBA制覇に向けて気合十分のエンビードも、新たな相棒に早くも信頼を寄せている。
「プレーオフでは点を取るか味方を見つけるかに関係なく、アグレッシブになる必要がある。俺とのプレーでもそれは同じだ。俺たちとプレーし始めてから、このチームは(ハーデンも含めて)得点かプレーメーキングか、正しいプレーができている」
エンビードにとって、これまでのキャリアで平均20点を軽々と記録するバックコートの選手はほとんどおらず、該当するのは2019年のジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)くらいだろう。そのため、今年のプレーオフはこれまでよりも少ない負担のなか戦うことが期待できる。
ハーデンがプレーオフに向けて積極性を増し、ここからさらに得点とアシストを量産することができるのであれば、エンビードとのコンビは相手チームにとって脅威でしかないだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
実際、シクサーズ加入後は速攻での素早いパス回しやハーフコートの2メンゲーム、あるいはシューター陣へ鋭いキックアウトで何度も得点機会を演出。今季のMVP候補で、初のNBA制覇に向けて気合十分のエンビードも、新たな相棒に早くも信頼を寄せている。
「プレーオフでは点を取るか味方を見つけるかに関係なく、アグレッシブになる必要がある。俺とのプレーでもそれは同じだ。俺たちとプレーし始めてから、このチームは(ハーデンも含めて)得点かプレーメーキングか、正しいプレーができている」
エンビードにとって、これまでのキャリアで平均20点を軽々と記録するバックコートの選手はほとんどおらず、該当するのは2019年のジミー・バトラー(現マイアミ・ヒート)くらいだろう。そのため、今年のプレーオフはこれまでよりも少ない負担のなか戦うことが期待できる。
ハーデンがプレーオフに向けて積極性を増し、ここからさらに得点とアシストを量産することができるのであれば、エンビードとのコンビは相手チームにとって脅威でしかないだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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